学生時代の同期の言葉
今でも覚えている学生時代の同期の言葉があります。
笑顔が絶えないけれども、辛さや苦しさを分かち合えて、尊敬できる同期がいました。ちょっとやそこらの状況は楽しめて、笑いが絶えず、腹の底から話ができ、今も昔のように話せる人です。
学生時代、悩みに悩んで、どうしようもできず相談したことがありました。もう、自分の視野は狭くなり、もう、駄目だ、って時。ポジティブの塊みたいなその人から教わったことは「逃げ道を持っておけば、だいたい逃げれる」という話。おお、全く発想していなかったなあ、などと当時の私。予想外の回答でした。
辛かったら、逃げちゃえ。そんで、次の日から楽しいことだけ考えて、笑っちゃえ。
なかなか、そういう考えは持てないよ、その時は思いましたが。今は、すごい考えだな、と尊敬しています。
逃げることって、昭和の人間にはタブーみたいなイメージがあったので、救いの光、そんな考え方もあったのね、と。
「囚」という字は「人」という字を「くにがまえ」という部首で囲います。とらわれる、という意味でもあり、人を拘禁することを表します。くにがまえからの脱出、逃げちゃえ、って言葉が当時の私に響いたのを覚えています。
人間、どうしても心が落ち込み、周りが見えなくて、自分だけが不幸だなんて思う時ってあると思います。どうしようもない時には、逃げちゃうのも一手かもしれません。次の日から、笑えちゃう方が幸せな時もあるのかと。
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