道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

卯月の回想録

振り返るがままに

 

 三寒四温。あっという間に過ぎていき。私の心も揺れに、揺られ。

 

 

 春は早く過ぎていく、毎年感じることです。もうすぐ五月。ちょっと自分振り返り、感じたことを、徒然と残しておこうかと思いました。

 

 

 桜が、咲くか咲かないか、咲いた、散った。桜が一つの指針のよう。短い期間の自然の動きと同じように、自分の心の様子も、短い間に変動していました。ピンチって時がチャンスだったり、チャンスって時がピンチだったり、と。

 

 

 川沿いの柳が強風に吹かれ、あっちへこっちへ、ビュンビュンと行ったり来たり、するように。枝が耐えるわけでもなく、強風に煽られあっちへこっちへ。根元がひいっ、と言いそうな程。地を固くする努力の甲斐もあり、しなりしなって、なびかれて、なんとか位置通りに戻り。戻った時には、もう月末。

 

 

 人間の成長と違い、植物は生長という言葉で、育っていく様を表します。成長は育ち成熟していくこと。生長は生い育つこと。植物は長く生き延びる為に、葉を、枝を、幹を生い茂らして、自然の中で枯れないように強固なものにしていきます。

 

 人間の心も、植物に似ているかと思います。幹の太さや枝葉の多さ、根の強さなど。根は植物の心臓という言葉もあります。大地から水や栄養を吸い上げ、下から上えと伝えていく、大事な器官です。なので根が傷つくと、枝や葉も不調を起こしていきます。根がしっかりしていれば、大抵のことでは体調を崩すことはありません。

 

 

 心に激しい変動があっても、自分の軸が根ざしていれば、苦しさもしなやかにかわして耐え、少しずつでも強固になるかな、と。

 自分を大事に、と。

 

 

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