道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

「言葉の棚卸し」 第56回目

今まで良い影響を受けた言葉の棚卸しをしてみる 56

 

「健全な精神は健全な肉体に宿る」

               古代ローマの詩人デキムス・ユニウス・ユウェナリス

 

 

 ここ最近特に思う言葉です。若かりし頃は体を鍛えれば心も健やかになっていく、そんな解釈でした。時が過ぎていくにつれて捉え方が変わってきました。

 

 そもそもが健康な体でなければ、精神を健康に保つことが難しい。

 

 メンタルケアの方法は色々と学んできました。そして考え方や脳の仕組み、技術や療法を多少なりとも実践してきました。そこで盲点に気がつきました。精神は体の健康にも左右されるもの。

 

 体の調子が悪ければ、負の感情が生まれやすい。

 「痛い」「辛い」「苦しい」この感情が一日の間で繰り返されていく。脳は繰り返されることを優先する特性がある。無意識にこれらのワードが叩き込まれる。

 

 だからセラピー。心も大切だけれど、体をまず大切にしよう。休む時は休む。当たり前に言われていることだけれど、改めて大切と思う。健康第一、まさにこれ。

 

 3月という年度末の時期。私も思い返すと、いつも大変だった時期。

 

 がんばること自分を癒すこと、そのバランスを保ちたいもの。自分を大事にできる分しか他人も大事にできない。健全な肉体と健全な精神それぞれ相互に大切に、素敵な春を迎えられるよう。

 

 

 お読み頂き、ありがとうございます。