道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

「言葉の棚卸し」 第44回目

今まで良い影響を受けた言葉を棚卸ししてみる 44

 

「今日という日は二度と来ない貴重な時間です」

                             瀬戸内寂聴先生の言葉

 

 私達は、いつ死ぬのかを知ることはできません。だからこそ、「今日」という二度と来ない一日はかけがえのない貴重な時間なのです。

 

 人間の命は有限です。残念ながら人として生まれてきた以上、死亡率は100%。いつかは天に還ります。そして、そのいつかを知る術はありません。当たり前のようにやってくる毎日は、当たり前ではないかもしれない。そう思って生きることも、時には大事なのかもしれません。

 

 この一か月、体調に恵まれませんでした。朝目が覚めた時から、胃痛や咳に悩まされた日も多くありました。薬を服用してなんとか落ち着かせる日々。主観的に見たら、苦しいという感情が朝から付きまとう日々でした。客観的に見れば、それでも体を動かすことができているし、コミュニケーションも取れている。そう捉えたら、まだまだやっていける今なのだなと感じました。

 

 心の健康も大切です。同様に体の健康も大切です。体が弱ってくると、引っ張られるように心も弱っていきます。だから、まず体の健康。そして、体が健康な時には、精一杯その日を味わって大切に生きること、使命を全うすることが大切なのかと思います。今日という日にできる限りの自分を尽くす。明日後悔しない為に。そう思うのです。

 

 

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