自分を愛する目的とは
暑さ寒さも彼岸まで、などと言われますが皆様いかがお過ごしでしょうか。暑くなってくると、食欲がなくなってきて、今は夕方まで食べたい物を探す日々です。健康な体や心には食事は大切なもの。暑さばてにならないよう、心よりお祈り申し上げます。
そんな酷暑ですから。
私の好きな言葉に、精神分析医のカレン・ホーナイ先生の言葉があります。この夏は、この言葉に助けられているので、重ね重ねになってしまってますが。本日は少し深堀して違った視点から。
「自分を愛せるぶんしか、他人を愛せない」
自分が満たされていないと、他人に対して妬み、僻む。だって、あの人と比べたら私なんて虫けらのよう。羨ましいのは、満たされていないから。私が。私は正しいことをしているし、人からも認められている。だから、間違っているあなたが正すべき。正しさは時に鋭い刃物になる。私が正義と思った時、悪であるあなたを裁きに行く。
なぜ、裁くのか。間違っている自分を受け入れられないから。いやいや、間違いってだめでしょ。いやいや、間違ってよいのよ。間違っている自分も、自分なのだから。他人と比べて落ち込む時もあれば、他人の意見にうなずけない時もあるから。間違っている自分も、自分。否定したら、自分で自分を愛情不足にしていってしまうから。認めて、受け入れよう。それが、愛だから。
間違いもする愚かな自分だけれども、今日も懸命に生きている。だから愛おしい。同じように、他人も懸命に生きている。間違いはあるよね。自分と同じ人間だから。他人のあなたも、受け入れましょう。私を受け入れるように。
8月6日、8月9日と、日本にとっては忘れられない平和の日が経過しました。私たちは、繰り返しが起きないように、次の世代、その次の世代へと伝えていくことが大人の役割かと感じます。様々な方が、それぞれの経験で得た貴重なことを伝えていくことでしょう。私は心の在り方について、学び続けて伝えていくことを継続していきたいと思っています。
お読み頂き、ありがとうございます。