道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

お盆という季節ですね

素粒子の世界へ

 

 日本はお盆という風習があります。アジアでも同じような風習があり、ハロウィンもお盆の風習と言われています。日本では、お盆という期間を通して、ご先祖様に感謝の念を告げる風習があります。

 

 今日もマスメディアを見ると、お盆の為に帰省していく報道が流れています。これは、日本の優れた習慣だと感じることがあります。凄まじい渋滞の中で、乗車率が異常な鉄道の中で、私たちは帰省していきます。先祖代々のお墓がある、生まれ育った土地へ。

 

 日本人独特の習慣ではないでしょうか。ご先祖様に祈る気持ちは、今後も残っていくとよういなと、私は思います。

 

 

 さて。トランスパーソナル心理学の世界で、物理学的に捉えるとすべての物質は細かく砕き、最終的には素粒子の単位まで小さくなると言われています。私という人間も、今打ち続けているキーボードも。所有している車や家でも、滅失した時には素粒子のレベルまで細かくなると言われています。素粒子まで細かくなると、あいまいなレベルでしか表現できないと言われており、今この空気中に存在しているかもしれないと言われています。

 

 

 私はまだ、この世界に存在しています。この理論の元に考えると、いつか大事な人も、私も、愛したペットでも、この世界から素粒子になり空気中に混ざっていくのでしょう。出会える可能性は、とてつもなく低い可能性であっても、素粒子の世界で同じように存在していく。

 

 

 お盆という日本の風習は、そんなご先祖様の素粒子を敬う習慣かな、そう感じます。見たこともない、会ったこともない、そんな人達が傍に戻って来てくれている、そんなことを感じれる行事ではないかと思います。

 

 

 身近な素敵な人も、憧れの人も、風や空気に乗って会いに来てくれているということを。会えたと感じたとしても、感じなかったとしても。それは、日本のお盆という風習が日本人に贈ってくれた贈り物かと。

 

 

 この世界は、増減のない巡り巡る世界と思えば、いずれ世界から去る私も、大切な人も同じ素粒子の世界では再会なのではないかな、そう思います。

 

 

 お読み頂き、ありがとうございます。