道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

感謝を伝えるIメッセージ

日本メンタルヘルス協会の講座を受けての所感

 

 先日大阪教室で、リアルタイム講座を受けてきました。講師、スタッフ、受講生、皆さん暖かな雰囲気で、講座を楽しむことができました。講座内容は「好かれる人の伝え方・叱り方の表現テクニック」。私はリピート受講でしたが、新たな気づきも得ることができました。

 

 

I(アイ)メッセージとYOU(ユー)メッセージ

 

 YOUメッセージは、「あなた」が主語。仕事を例として、「なんでミスしたんだ!」だと「ミスをした、あなたが悪い!」にお置き換えられます。これを「私」が主語のIメッセージに変換すると「あなたのミスで、他の仕事にも影響が出ていて、私は困っているの」

となります。YOUメッセージと、Iメッセージ、起きたミスは同じです。どちらが、相手のミスを少なくさせる効果があるでしょうか。

 

 これは助けを乞う場合の一例です。現実の世界ですぐ上手く行くとは限りませんし、人間関係が出来ているからこそ、気持ちを込めて素直に伝えられるものです。なので、感謝のIメッセージで、まず良好な関係を作ることが大切です。

 

「ありがとう」をどれ位言えるか、私も意識が不十分だった、と感じました。

 

 例えですが、普段、当たり前に感じていこと、料理してくれてありがとう。お手伝いしてくれてありがとう。大変な仕事してくれてありがとう。書類の納期を間に合わせてくれてありがとう。などなど、小さなことにありがとうって、気持ちを込めて言えてないな、そう感じました。

 

 どんなに親しい中だとしても、言葉に出して、感謝の気持ちを伝えることが大事。言わなくても通じ合ってるから大丈夫。それは幼い、一体感。違うことが返ってくると、なんで?ってなってしまう。

 私は私、あなたはあなた。だから言葉で伝えたり、気持ちを確認することが必要。大切な人であればこそ、言葉に出して伝える。感謝を見つけたら、素直にありがとう、と。

 

 

 今回の講座で、気づいたことで、目から鱗だったことを、最後に書きます。

 

 

 「すごいね!」はYOUメッセージだということ。「あなたは、すごいね!」よく使う言葉ですよね。子供の育て方で、例えがありました。

 すごいねと言われると、小さい子は褒められる為に行動するようになる。お片付けできてすごいね、など。すると、子供は褒められる為の行動するようになり、褒められないと不満に思い、褒められないと行動をしなくなる。ということです。

 

 私の所感です。大人になると理性があるので、表にはでないことが多いと思いますが、心の中で『これだけがんばったのに』と気持ちになることもあると思います。そんな時は、自分でがんばった自分を褒めてあげれば良いのかな、と感じます。そして、仕事を与えてくれた人に「ありがとう」のIメッセージを伝えられるならば、伝えることが良いのかなと思いました。実際、場の空気や、付き合い上、難しいと思いますが、どうにも無理ならば思うこと、かなと思いました。感謝されて悪い気分になる人はいません。

 

 YOUメッセージが悪いという訳ではない、と講師の言葉がありました。子供のしつけとかでは必要な場面も出てくる。けど、その後のIメッセージのフォローがセットになってくる、とのことでした。

 

 

 まず大事なことは、感謝の「ありがとう」を言葉で伝えること。声でも文字でも。

 そして、感謝のIメッセージは時を遡り、昔の事に対しても、もう会うことのできない人に対しても使える、そう学びました。

 

 

 さて、今日はどれだけ、「ありがとう」のチャンスを見つけられるか、楽しみな一日を始めましょう。

 

 

お読み頂き、あらりがとうございます。

 


 

 

 

 

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