道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

自然治癒力

日本メンタルヘルス協会(以下、メンタル)講座受講で学んだこと

 J・H・シュルツ博士の「自律訓練法」の講座を受講しました。

 人間の自律神経は、車のアクセルとブレーキに例えると、アクセルにあたる交感神経、ブレーキにあたる副交感神経があります。生活の中に例えると、寝坊して急げー!って瞬間。準備も早くし駅まで猛ダッシュ。そんな時は交感神経。いつもの電車に乗れてほっと一息、リラックスした状態は副交感神経が働いてます。

 

 交感神経と副交感神経のバランスが取れないと、自律神経を痛めたり、脳幹(命を司る脳の箇所、血流や呼吸等、毎日不眠不休で、生きる為に働いている脳)を痛めたりし、本来の自分の持つ「自然治癒力」が低下し、心身症、病気へと繋がってしまいます。

 

 自然治癒力の弱点、それがストレスです。心の動きには恒常性というものがあり、心の状態を一定であろうとしています。テンションが高い時も、落ち込んでいる時も、普通の、一定の状況に戻していく働きを持っています。

 

 リラックスするとα波という脳波が出てきます。α波の効用の一つに、自然治癒力を高めるというものがあります。

 

 目を閉じて、呼吸を整え、プラスの言葉を繰り返し、繰り返し、プラスの言葉のシャワーを浴びているような、そして、ポジティブなイメージをしながら、呼吸を続けていきます。

 「長生きは、長い息から」呼吸に意識を向けることの大切さを、学びました。

 

講座を受けての所感

 私は現在、この自律訓練法のプラスの言葉を、オリジナルで作るという課題に取り組んでいます。初学者なのでまずは、メンタルのプログラムで作成されている、型の文章をひたすら繰り返し、自分の頭の中に叩き込むことから始めました。素振りのように。そして、言葉に感情の起伏や演出を散りばめ、真似をし自分の物にする地道な作業を繰り返してきました。

 そろそろ、型のストーリーや要点がわかってこれたかな、自分のレベルを客観視して、少しずつ文章作成に移行しよう、そう思った時でした。

 

 では、どんなストーリーで作れば良いのだろうか。臨床経験もなく、場数もない人間にとって、どう考えるべきかに迷い、講座をリピートしました。

 

 繰り返す呼吸とプラスの言葉のラッシュ、ポジティブなイメージ。相手に伝える言葉だからこそ、考え、悩みました。

 講座中、講師から得たヒントは「自分はダイエットが成功できている、理想の自分を思い描き言葉を作った」という話でした。人それぞれ、理想とするものは違ってくる。その人の理想のイメージにそって作成し、引出しの中に入れていく。そんな気付きがありました。

 

 そう考えると、毎日はストーリーが落ちている。落ちているストーリーを見つけられることができれば、ラッキーという発想になります。

 小さい幸せが、皆様に溢れますように。

 

 お読み頂き、ありがとうございます。