感情と思考と行動
新しい何かを始めようとする時、みなさんにはどんなきっかけがあるのでしょうか。春が近づくこの季節なら、子どもの進学や新入社員の迎え入れ準備など、節目に向けた何かが思い浮かぶかもしれません。
あるいは、まったく別の世界への挑戦や、資格取得を目指すような大きな一歩を踏み出そうとしている方もいるでしょう。環境や生き方を変える、その背中を押したのはどんな感情だったのでしょう。
感情は、何かを始めるときの最初の一滴です。「これが楽しい」「夢中になれる」「これをしていると幸せだ」その一滴が流れをつくります。とあるお笑い芸人さんは、「人に笑ってもらうことが楽しい」と心から感じたことがきっかけで、お笑いの道へ進んだそうです。その感情があったから、真剣に挑戦し続けられるのだと。
感情が湧いた後、人は考え始めます。「これをやり遂げたらどんな未来が待っているのだろう」「自分だけでなく、誰かを幸せにできるのだろうか」と。そして、その思考が行動へとつながります。
行動が生む新しい感情はまた次の一歩へとつながります。この繰り返しの中で、人は少しずつ夢に近づいていくものです。もちろん、歩みを止めたり、道を引き返すことも選択の一つです。ですが、確信を持って進む道に失敗はありません。人生に失敗というものはなく、途中で諦めることが唯一の失敗だと、私の尊敬する福田純子先生は教えてくれました。
私自身も、新しい挑戦をしています。それが昨年から始めた電子書籍の執筆です。感情は「やってみたい」というシンプルな気持ちでした。でも、思考と行動を進めていく中で試行錯誤する中で何度も壁にぶつかりました。書き直すたびに、初めの感情が小さくなっていくように感じることもありました。
その時に助けになったのが、「スモールステップ」の考え方でした。一気に大きな山を登るのではなく、小さな階段を作って少しずつ登る。途中で大きな壁に出くわしたら、その壁を越えるためのさらに小さな階段を作る。時間はかかるかもしれませんが、諦めるよりもずっといい。そう自分に言い聞かせました。
そして、誰かの力を借りることも大切だと実感しました。一人で抱え込まず、アドバイスを求めたり、心を支えてくれる人に相談したり。そんな他人の温かさが、歩みを支えてくれることもあると、改めて実感しています。
まだ、もう少し挑戦と階段を登る日々は続きそうです。
お読み頂き、ありがとうございます。
