道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

「言葉の棚卸し」 第45回目

今まで良い影響を受けた言葉を棚卸ししてみる 45

 

「有縁を度す」

                         浄土真宗宗祖 親鸞聖人の言葉

 

 身近な人のお役に立つ。ご縁のある人のお役に立つ。

 

 独立してから大切にしてきて、実行してきた言葉。身近な人のお役に立つ行動をする。親族、友人、同僚、地域の人。そしてご縁を頂いた方のお役に立つ、人生という限られた時間の中でお会いすることのできた人。自分のできる身近な一歩からでも、誰かのお役に立とうとする心持ちが大切に感じます。

 

 2024年という新しい年が始まり、始まりから試されているのではないかと感じます。

 

 私は無事を祈ることしかできない、そんな元旦でした。

 

 もっと行動できることはあるのかも、と思いながらも。その場の人は大変という真っ最中なのではないか、気安く行動しては行けないのではないか。悩んだ末に、情報を待とうという判断をした一日。

 

 無事を聞けるだけでも有難い。何かできることがあれば行動する。そう覚悟した日。

 

 無事を聞けて、良かったという感情が溢れ出した。そして無力さを感じた。

 

 身近な人であっても、ご縁のある人であっても、無事を祈ることしかできなかった。葛藤しながらすぐに「大丈夫?」の一言をかけることができなかった。良いか悪いかは判断できない。

 

 一つだけ自分を信じられていることがあるならば、お役に立てることは行動したいと思っていること。もちろん迷惑になることはしない。

 

 「有縁を度す」という言葉を大事に思うならば、行動する覚悟を自分に備えていようと改めて考えた年明けでした。

 

 

 お読み頂き、ありがとうございます。