道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

「言葉の棚卸し」 第36回目

今まで良い影響を受けた言葉を棚卸ししてみる 36

 

「神様に下駄を預ける」

                     心理カウンセラー 衛藤信之先生の言葉

 

 人間やれるだけのことをやったら、あとのことを心配しても何もできることはない。だとしたら、あとは神様に任せる。どう転がっても、あとは神様のさじ加減。人事を尽くして天命を待つ。未来に不安を抱くことよりも、今を懸命に生きることが大切。

 

 未来への不安。誰しも抱くものかと。結果はどうなるのか、判定はどうなるのか、などなど。未知のことへ不安を感じるのも人間らしさ。そればかりは、人間の性と言ってもよいのではないのか。

 

 未来を心配しても何も今変えることはできない。不安だけどね。今この時にやれることを自分らしくやれたならば、後はお任せしましょう。神様に。下駄は神様に放り投げ、次に今できることに集中する。それが前に進めるということではないかしら。

 

 自分だけでできることには限界があります。人間は人と人の繋がりがあるからこそ人間。自分の力だけでは水は飲めないし、食事もできないし、明るい部屋で生活もできない。水を飲めるように働いてくれている人、野菜を作ったり食べ物として加工してくれている人、電気を作るために働いてくれている人、様々な人の恩恵に授かって毎日生かさせてもらっています。

 

 そんな方々にご恩返しをするために、自分の役目を一日精一杯する。完璧でなくても、その日できる全力を尽くせたならば後は神様に任せて、自分の下駄は神様に預けましょうという考え。

 

 怠けようという考えではなく、その日のマイベストを尽くす。

 

 やれるだけ頑張ったら結果が良くても悪くても。その時のこと。

 

 神のみぞ知る。だから人生は楽しいのかもしれない。

 

 そう考えて、楽しみながら生きられればよいかなと思います。

 

 

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