道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

たった一つの言葉で変わるのは

「未来」でなく「今」

 

 小説の一節か、誰かの歌詞か、映画やドラマのセリフか、思い出せませんが。

『たった一つの言葉で未来が変わる』といったフレーズが、いきなり頭に降りてきました。昼飯買おうと、散歩してた時に。

 

 

 何か似たような体験が最近あったかしら、ないかしら。はたまた今日の日に、何かしら関連性があるのかしら。無意識から出た言葉は、何かしら意味があるのでないかしら。まあ、なきゃないで。

 

 

 『たった一つの言葉で未来が変わる』について考えてみようと思います。言葉は自分が発しても、相手から受け取っても、影響はあると思っています。『たった一つ』と表現する位だから、大きな影響のある言葉だと推測します。『未来が変わる』日本人が好きそうなフレーズだと、私は感じました。未来に希望を抱くことは、好ましい感情だと思います。私も好ましく思いますから。

 

 ただ、視点を変えると『未来』のことを今は分からない。分からないのに、どう変えるかという壁に遮られます。もうお気づきの方もいらっしゃると思うのですが、変えることが出来るのは『今』です。『たった一つの言葉で未来が変わる』というフレーズがたまたま出てきて考えているのも今なら、そんなことを書いているのも今です。明日、言葉に出会うか、考えるかなんてわかりません。

 

 

 今の積み重ねで、未来が変わるのでは、という考えもあります。スポーツの世界では毎日の練習の積み重ねが、試合や大会で花咲く、そんなストーリーがあります。甲子園に出る為、毎日素振りする。そしてプロ野球選手になり、メジャーの世界に行く。未来をイメージして進むことは、人間に与えられた力です。

 

 未来のイメージは可能だけど、変えることはできない。くどいけど、分からないから。けれど、今ならイメージに向かって行動するか、しないかを変えることができる。イメージしてるなら、行動するか、どうするか。今と自分は変えられる。どう生きたいかのイメージも変えられる。自分の思うように、今と自分は変えられる。

 

 

 さて、とは言っても『たった一つの言葉』はまだ現時点で出会ってはいないので、アンテナを張りながら今、今日を過ごそうかと思います。予期せぬところから、言葉が舞い込んでくるかもしれませんし。期待はほどほどで。過度な期待は、落ち込みや怒りを生みますから、期待はほどほどで。

 

 最後に、過去に影響を受けた『たった一つの言葉』を思い出したので記します。

 

 『後悔は過去にも今にも立たない、未来に立つ』

 

 

 お読み頂き、ありがとうございます。