日本メンタルヘルス協会 講座受講で学んだこと
瞑想や座禅など、東洋の癒しの技術が、アメリカで根拠を検証されて、逆輸入で入ってきたものが「マインドフルネス」と学びました。日本語に訳すと「今、ここに集中する」という意味だそうです。呼吸の仕方から、リラックスしていくまでのイメージの流れを学び、その間に使われていくポジティブな言葉をちりばめた、オリジナルの言葉使いの課題がでました。
そして大切なことは場数、臨床をこなしていくことと教わりました。
講座を受けての所感
講座の後に、早速オリジナルの言葉使いで流れをを作っていこうと思いました。実際に考えた言葉をノートに書き落とすと、浅はかさというか、未熟さを痛感する思いになりました。本質をつかまないことには、オリジナルなんて作れない、そう感じました。
次の日から、講座で教わった台本の型を反復し練習するようになりました。人間、物事を身に着ける為には、やっぱり練習だったり、努力を続けていくとか、やっぱり必要だと思いました。努力に勝る近道はなし。経験値って言葉は、間違っていないと感じました。
メジャーリーガーで活躍された「ゴジラ」こと松井秀喜さん。松井さんがメジャーリーグになってからスランプになった時の話を、長嶋一茂さんが何かのテレビで話されてました。
松井さんがスランプになった時、電話で一茂さんの父、ミスタージャイアンツの長嶋茂雄さんに相談したそうです。その時に茂雄さんが言ったことは、今この電話を繋いだまま、バットの素振りをしろとのことでした。松井さんは素振りを始めます。何回も何回も、ただひたすらに。茂雄さんは素振りを直接見れません。今のように、Zoomとかリアルタイム画像が一般化している時代ではありませんでしたから。音だけが、受話器から耳に飛び込んでくる状況とのことでした。
どれくらい時間がたったか、素振りの音を聞き茂雄さんが「よし!それの振り方でいこう!」と電話で伝え、翌日から松井さんの調子はどんどん良くなり、メジャーリーグでも名声を残されました。
野球は正直詳しい方ではないですが、どんなに素晴らしいスポーツ選手にも、努力や反復の中から見出せることがある、身に着けることがある。そう思うと、インプットした技術は練習の継続によって身に着けることができ、身に着けた技術や力だからこそ、相手の為に使えるのでないか。簡単に身につくものは簡単に失っていく、だから毎日の努力って小さくとも継続がだいじなのか、そう思いました。
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