MUTA FINAL BYE‐BYE そして「完」
この１年間は、私の人生で過去に影響を受けた有名人が引退したり、お亡くなりになったり。ある種、生き方を転換する外部からのメッセージのようにも思うことがあります。
さて、前談はさておき。2023年1・22横浜アリーナ行ってきました。こういう時にデザイン勉強してればよかった、写真の編集とか。今日は書きたいように書きます。
「愚零闘武多、引退」
武藤敬司選手が、新日本プロレス時代に出会った、もう一人の魔界から来た自分「愚零闘武多（以下、グレートムタ）」。神出鬼没な悪役レスラーです。スター性のある武藤敬司の顔とは違い、悪の化身のです。そのギャップもあり、アメリカでも大人気になり、日本だけに留まらず多くのファンの心を魅了してきました。僕はそう思ってます。
私の青春時代に武藤敬司選手とグレートムタの影響は多く、部活の時に毒切りの練習をしたりしてました。（プロレス部ではありませんが）フラッシングエルボーとか、ムーンサルトプレスとかドラゴンスクリューとか、そこからの足四の字固めとか、シャイニングウィザードとかとか。もう、技の流れは武藤敬司でも、グレートムタでも同じなのに、一挙手一投足が別人なんです。
ここからは、印象的だったシーンを。
試合前、魔界からグレートムタの父（設定上）のグレートかぶきがパフォーマンス。
そして、ムタが、かつて闘魂三銃士として盟友の蝶野の必殺技のSTFを。
写真は撮れませんでしたが、武藤と同期で対戦相手のAKIRA選手も、武藤の得意技のフラッシングエルボーをムタに放つシーンもあり、AKIRAの思いが伝わってきました。
試合結果はあえて省きますが、お好きな方はイメージを楽しんで下さい。
試合後、白使選手が用意していた卒塔婆に、白使の額から流れていた血で、卒塔婆に一つ文字を書き残しました。
「完」。なんともムタらしい、潔くもユーモアを利かせている、そんな終わり方でした。
最後に、このエメラルドの会場でグレートムタが去っていく。感慨深いものを感じました。人間はどこかで、繋がっているものがあって、何かのタイミングに、現れてくることもあるのだなぁ、と。
自己満足のようになってしまいましたが、お読み頂きありがとうございます。
