道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

「言葉の棚卸し」 第30回目

今まで良い影響を受けた言葉を棚卸ししてみる 30

 

「身体が資本」

          松下電器産業創業者(現パナソニック) 松下幸之助先生の言葉

 

 虚弱体質でも94歳まで生きた松下幸之助先生が残された言葉。体の健康は何よりも大切である。そして人間とは気分が大事で、気分が悪いとどんな立派な才能を持っていても十分に活かすことができないとも伝え残す。

 

 健康は西洋医学と東洋医学の二元論。西洋医学の肉体的な健康と東洋医学の精神的な健康の両輪が上手くかみ合うことが大切。マインドフルネスが米国アップル社で業務の一環になったことも二元論から来るもの。

 

 などとわかったつもりをしていても、実行できないことが私の人生の宿題なのかもと思ったりします。どれだけたくさんの人にこの言葉をかけられてきたのだろう。これだけ年を重ねても実践できないのだから。

 

 私の場合、把握している範囲では、無理をする、体調を壊す、最近は更に無理をするってことはなくなったけど、スタートは変わらない。猪突猛進型の気質だけはなかなか変えられない。無理するなって言われるほど、無理していることに気付かずにいる。

 

 だから改めて、「身体が資本」を身につけたいと思った。

 

 少しだけ成長したのはパターンの対処をできるようになったこと。無理をする、熱を出す、胃を痛める、食べられないから自律神経に影響が来る。これが私のよくあるパターン。

 対処法は自律神経の影響を知る、行動療法や論理療法で対応しようとする、潜在意識に働きかけるセラピーを自分に施す、胃薬を飲み食事できるようにする、解熱剤を飲み熱を下げる、今を受け入れて療養する、直後は無理しない。

 

 自分のトリセツを持てたことは良いが、普段から無理しないでお医者様の言うことは守るが一番かなと。身体の為にはね。

 

 健康診断の結果を聞き、忙しいを理由に常備薬をさぼってしまっていたことを、こっぴどく注意されるこの年の瀬。良い先生に巡り合えたなあと思いつつも、叱られた子どもの様に反省した本日でした。

 

 

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