道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

言葉セラピー

どんな言葉を発するか

 

 今週はインプットする量が多すぎて、アウトプットできずにおりました。気がついたら4日間更新していませんでした。

 

 「まあ、そんな時もあるよね」

 

 

 さて、言葉には人間の心に対する影響力がある、と私は感じています。もちろん、文字も。否定的だったりネガティブな言葉は、巡り巡って自分の無意識に貯まっていきます。逆もまた然りで、肯定的な言葉も自分の無意識に貯まっていきます。

 

 ネガティブでマイナスな言葉が無意識に貯まると、心も体も調子が悪くなります。私の肌感覚ですが、ポジティブな言葉やプラスの言葉を言い続けていると、心も体も調子が良くなります。東洋医学の二元論でもあるように、体と心は連動していると言われてます。なので、普段から使用する言葉や文字は意識的に肯定的、受容的なものを選ぶようにしています。自分にも、相手にも。

 

 

 それでも、ついついネガティブな気持ちが生まれること、否定的な言葉を相手から受けること、ありますよね。

 

 

 そんな時の処方箋です。それは言葉の側面から見てみる、です。

 

 

「もう疲れた」→「今日はがんばった」

「また上司に叱られた」→「今日も上司は私の為にエネルギーを使ってくれた」

「子供が騒いでいてうるさい」→「元気に遊んで笑顔をくれている」

 

 心理学でいうリフレーミングという手法です。マイナスの言葉も、多面的に見ればプラスに変換できます。そして、プラスの言葉になるとその後に、追加のプラスの言葉をつけられます。ラーメン屋さん風に言うならば、追い言です。それは「ありがとう」。プラスに変換できれば、追っかけて「ありがとう」が付いてきます。

 

 

 「ありがとう」は言われても、言っても、マイナスな感情になることのない幸せの言葉です。だから、マイナスの言葉を発しない、マイナスの言葉は変換する。それだけでも、メンタルは安らぐと思います。

 

 けれども、人間完璧ではありません。ふっとマイナスな言葉が出てしまう時もあります。そんな時の私なりの対処法は、マイナスの言葉、発言をした後に一言足します。

 

 

 嗚呼、あの人の無神経な態度がむかつく、、、、なんてね。

 

 私は「なんてね」をつけることで、言葉や文字に入る感情をノンフィクションにして、自分事から切り離します。そのことで嫌な感情は、ちょっと隅に置いておきます。

 

 自分の心を律するということは、自分の体も律することかと思います。まだまだ暑い夏が続いております。心身ともに健康にお気をつけ、楽しい夏を過ごして頂ければ幸いです。

 

 

 お読み頂き、ありがとうございます。