道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

「言葉の棚卸し」 第18回目

今まで良い影響を受けた言葉を棚卸ししてみる 18

 

「内部から発する『あるがまま』の感情を受け入れる」

 

                    慈恵医大精神科 森田正馬教授の言葉

 

 東洋の心理学の代表各「森田療法」の森田教授の言葉。「あるがまま」の心理療法。

 

 昨日、私は9か月ぶり位にメンタルが激しく揺れ、胃痛を味わいました。原因は極度の緊張と不安。こんな日もあるよね、と今だから言えますけど。その瞬間は、一日を無事終えられるか、途中で倒れちゃうのかなって思ってました。

 

 格式の高い場所で、フレンチにドレスコート。大先輩たちとのイベント参加。こんな所に自分が居てよいのだろうか、身の丈に合っているのか。そんなことに気を取られていたら、まだ到着すらしていないのに吐き気。電車の中では息をするのも苦しくなり、緊張で手足が震える。まじか、自分。なんて問いかけながら、呼吸を整えマインドフルネスとセルフラブ。整えようとすればする程、痛む胃腸。あっ、自己肯定感が低くなっている、なんて自分を客観視するけれども事態は変化せず。

 

 平常心だ、平常心になれって無責任に鼓舞する自分を、いやいや無理だろと反論する自分。本当にきつい、そう思った時に助けてくれた言葉。

 

 『ありのまま』

 

 自分でできるセルフセラピーはやれるだけはやった。あとは流れに任せよう。倒れたら倒れたで、その時さ。無理そうなら途中辞退もあり。ありのまま、あるがままの自分で行こう。

 

 そう思ったら、少しずつだけど体調は良い方向に変化していった。そして、1日を無事終えることができました。

 

 きつい時は、ありのまま。自分最優先で、流れに沿って無理しないことが解決に導いてくれることもあるかもしれません。無理しなくて大丈夫、そう自分に言い聞かせることも大切です。

 

 

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