道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

ありのまま生きる

 

 街を歩いていたら、きれいな紅色が飛び込んで来たのでしばらく目を奪われていました。もみじです。よくよく見ると、内側にある葉はまだ緑のままでした。人間は寒いと感じていますが、この子達はそうでもない様子。気候の変化の影響でしょうか。

 

 もみじの葉が紅色になる事は、気温が低くなることで葉の中の葉緑素が枝を通して、幹や茎に移動して落葉の準備をすることです。葉から緑が抜けて、紅色が残り、落葉するの流れです。大地から根によって吸収される養分は、幹や枝葉へ流れていきます。その為、もみじ等落葉樹は来たるべき時期に葉を落とし、冬を越します。春にまた新しい葉をつける為です。

 落葉後の枝には少しづつ、新しい梢が小さく紅色で見えてくる。冬から春にかけての、もみじの美しさは梢が育つ姿だと、私は思います。

 

 樹木は言語を使って話すことはできません。春夏秋冬、ありのままの姿で生きています。植木屋さんが剪定し、ストレスを感じてもそこから枝を伸ばします。自分の生命力で。

 

 私も、ストレスも受け入れて、そこから変化できる。喜怒哀楽様々なことが起きる人生でも、ありのままで生きれる。心の根から吸収し、エネルギーを生む。そんな人間になって生きたいと思います。

 自分を癒せることができるのは、自分だから。自分へのセラピーを日々見つけ続けていこうと改めて感じました。