道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

鏡の習慣

私が半年で20キロ痩せれたきっかけ

 

 私には今も続けている毎朝の習慣があります。時間も掛からないので、継続できています。しかも特別な物は必要なく、一般的な家庭や賃貸物件でも洗面化粧台があれば可能です。自己経験から気づいたことなので、自分は「鏡の習慣」って言ってますけど、世の中にはひょっとしたら、同じようなことがあるのかもしれません。亜流かもしれませんが、ご参考になればと思います。

 

 

 きっかけは、メンタルがどん底の生活をしていた頃です。生活するだけで、もう一杯一杯。家事一つするにしても、大変な時期がありました。一人には3LDKの重力が重すぎて、文字通り這いつくばっての日々でした。

 少し落ち着いたある日、人と会う約束があり洗面所で髪をセットしている時、自分の顔が鏡に映ってました。そりゃ、鏡ですから、ありのままを映しだします。その時まで意識してなかった、というか意識できなかったのだと思いますが。一言、「ひどい顔だ」と口から漏れました。

 

 

 度重なる暴飲や不摂生。目の下のクマはひどく、頬肉が垂れ、目がくすんでいる。自分だと受け入れるのに、一呼吸。嗚呼、自分だ。

 

 予定をキャンセルし、漠然と過ごし、このままでは、復帰してもお客様に会う資格はない。まずは酒を断とう。

 

 断酒して2週間位すると、クマや頬は少しずつなくなり、お腹周りもへこんだ気がしてきた。町田康氏の「しらふで生きる」にも書かれていた、断酒の副産物は痩せること。なるほど、このことかと。

 

 体重が気になり計ってみると、鏡を見た日から5キロ近くは痩せている。痩せたことから、私の脳内で快楽物質が生み出されているような気分。根拠はないけど、これは楽しい。翌日からも鏡を見て、顔を見て、体重を計って。

 

 痩せる毎日に変わると、さらに痩せようと糖質制限の食生活をするようになり、また鏡を見て、顔を見て、体重を計って。みるみる10キロ近く、2か月程で減っていき。

 

 今度はお腹周りも気になって。急激に体重が減ったからなのか、筋肉も落ちて不健康そう。ただ痩せるだけでは、美しくない、なんて柄にもないことを思いつき。そうだ、ジムに行こう。

 

 ジムに通い出すと、サプリやらなんやらにも関心を持ち、鏡を見たあの日から20キロの減量を、半年で。目も軽くなり、あの時のひどい顔はまともになって、元が良いわけではないが、まあ別人のように見れる顔。

 

 心理学を学ぶようになって、鏡の習慣は、笑顔の練習場にもなったりして、精神的にも良いわけで。紆余曲折、全て順調ではなかったものの、じょじょにブラッシュアップしてきた。今朝も鏡を覗き込んでいる。

 

 だらだらと書いてしまったので、たまにはピシャっと、詳細をまとめようと思います。

 

道助流「鏡の習慣」

 

1、鏡に映る自分を受け入れる。

2、なりたい自分になるには、何をすれば良いか模索する。

 *私の場合は断酒と糖質制限。食事は咀嚼を意識し多めに。

3、毎日鏡を見て、体重を計り記録する。

4、笑顔でありがとうを3回言う。*回数の根拠はありません。

5、体重が増えてもへこまない。増えた原因を考え、食事や運動で工夫する。

 6、継続する。*私の場合は朝30秒位でしょうか。無理なく継続することが肝です。

 

 

 他にも細かいことはあると思いますが、後々ブラッシュアップできればと思っています。すいません、体重計は必要でした。細かな生活の変化の一例としては、人と会わない日でも髭は必ず剃るようになったり、毎日化粧水とクリームで保湿したりと、生活習慣の小さな変化を自分から作れるようになりました。

 あとは、自分を好きになることが、心の面では大きな変化かなと思います。笑顔でいる時間が増えてきたことも、その一つかなと思います。

 

 お読み頂き、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

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