「スマホを落としただけなのに」
2017年に初版が発行された、サスペンス小説で、映画化された作品。ネタバレまではいかないと思いますが、スマホを落とした主人公が殺されかけるといったストーリーです。
「あなたの全てを知っている存在。それは家族でも恋人でもなく..スマホです。」
というキャッチフレーズもついてます。
年も暮れ、いよいよ年末。そんな二日前にスマホを紛失しました。私は取り急ぎ、慌てふためくことしかできませんでした。
まず、どこで落としたのか、どこでどこでの連発でした。無くなって分かったことは、普段の生活はスマホに依存しているということ。まず、連絡しようにも電話番号がわからない。交番に遺失物届を出すにしても、会社用携帯の番号しか伝えられない。取り合えず伝えて、遺失物届受理。
次に、寄ったであろうコンビニや飲食店を洗いざらい回る。そして「今のところ届いていないです」という断り文句を数件受ける。営業職で、「結構です」を何発も浴びせられる程の破壊力がありました。嗚呼、心が折れそうだ。そんなイメージです。
携帯ショップに行き、事情を説明。紛失時期の代替スマホを送ってもらえることになりました。少しホッとします。翌朝(本日)代替スマホ到着。そこからが、さらに大変な状況になりました。
SIMカードを挿入する。その為に専用のピンが購入時の箱に入っているので、それを使用してください。嗚呼、捨ててしまっているよ私。繊細なものだと注意を受ける。購入した店舗はもう年末休み。嗚呼。なんとかショッピングモールで営業している店を歩いて発見。SIMカードを入れて頂けました。
だがしかし、インターネットメールの設定やら様々な設定。今苦しんでいるのは、楽天payの設定しなおし。他にも、設定しなおしがでてきそうで、やりきれない気持ちだけ感じ始めました。
あれだけストレスを感じたいと思い禁煙した年末でしたが、最後の最後に最高のストレス体験を味わってます。スマホを落として、生命の危機には陥りませんでしたが、スマホ使いの苦手な私には、落としただけの人は才能の溢れる人に思える年末でした。
お読みいただきありがとうございます。