道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

別角度のシンデレラと白雪姫

 おとぎ話を別角度で感じる

 

・子供の頃よく聞いていた、おとぎ話を覚えてますか。おとぎ話は意外と凄まじいお話だったと先日学びました。

 

・シンデレラ

 継母や義姉から、掃除を指示されて、毎日苦しい日々を送ります。そして、ある時に魔法使いのお婆さんから魔法で、カボチャの馬車と素敵なドレスを与えられて、舞踏会に出かけ、王子様とハッピーエンドを迎えます。めでたし、めでたし。そんなお話です。ところがどっこい。シンデレラはまず、職場放棄をしています。良い面だけを見れば、魔法使いのお婆さんに助けられているというお話ですが、別方向からみると完璧な職場放棄です。掃除の仕事を放棄し、舞踏会に出かける。今の時代に置く変えると、さぼってパーティーに出かけています。

 

・白雪姫

 なかなかの悪者です。7人の小人の家にまずは不法侵入。疲れて家で眠っている中、小人たちに救われます。小人に救われながら、誰が来ても窓を開けちゃだめと言われながら、悪いお后様の手下に気を許して、リボンを買おうとし絞め殺されそうになったり、くしを買おうとして毒入りのくしで殺されそうになったり。小人はその度、人命救助したり。有名な毒リンゴで殺されそうになったり。毒リンゴの時は、さすがに小人も気づかず泣きました。

 そこへ王子様が表れて、現実的に死体の白雪姫を抱きかかえ、うっかりさんの王子様は石につまづき、白雪の喉の中の毒リンゴが飛び出し、命を拾いめでたしめでたし。

 買い物狂いの白雪姫、死体フェチの王子様。別角度で見るとだいぶ異様な世界です。

 

 「言いつけを守らなかったから、幸せになることもある。」

 

 そんなこともあるようで。人生は角度を変えて見ると面白いものもあるかもしれません。

 お読みいただき、ありがとうございます。