道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

「言葉の棚卸し」 第13回目

今まで良い影響を受けた言葉を棚卸ししてみる 13

 

「出会ってきた他人は、自分を映し出す鏡である」

 

                    宗教法人妙見覚寺 竹内日祥お上人の言葉

 

 

 人生で出会ってきた他人は、すべて自分のことを映し出す鏡である。好ましい人の一面も自分の中にある。同じように好ましくない人の一面も自分の中にある。

 

 

 15年位前に企業研修で受けた、統合の思想で聴いた言葉。当時は出会った人から自分を振り返る、他人の良いところも受け入れるという解釈でいました。どんなに好ましくない人でも受容するべき、と当時は誤った捉え方をしてました。義務感、外発的動機の学びだったからなのかと今は思います。

 

 今の私の解釈。好ましくない人の一面は、自分の無意識の中にある特性を気づかさせてくれるきっかけ。人は自分の都合のよいように自分を解釈する特徴がある。ひょっとしたら自分にもこういう好ましくない面もあるのではないか、と客観視できたら自分の思考も変化する。好ましい面から解釈していた自分に、好ましくない面から解釈した自分が加わって、自分の思考の器が広がり深まるのではないか、と。

 

 出会った人がどんな人であろうとも、自分自身に意味がある。そう捉えると、感謝するハードルはより低くなる気がします。

 

 

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