道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

「言葉の棚卸し」 第14回目

今まで良い影響を受けた言葉を棚卸ししてみる 14

 

「無意識は優しいゴミ箱」

                    心理カウンセラー 丸山弥生先生の言葉

 

 誰がその言葉を言うかが大事。そう思う言葉。言葉自体は心理学者のジーク・ムンド・フロイト博士の言葉。その言葉を丸山先生から聞くことができたから伝わってくるものがある。

 

 人間は生きていく中で、思い出すことで生きづらくなる経験もありますよね。生きていく中で思い出したくないことを無意識(潜在意識)は意識(顕在意識)に思い出させないように仕舞っておいてくれることもあるんですね。だから人は歩んで行けるのかもしれませんね。

 

 

 思い起こすと、前に進めない出来事ってありますよね。どんな解釈をできるかはわかりませんが。思い出したくない、思い出すことで申し訳ない気持ちに悩ませられる出来事もあります。

 

 心理学の世界では、受容することが次へのステップって考え方もあります。けれども受容しきれない時、自身の防衛本能が働いて無意識に記憶を一時的に仕舞ってくれることがあるのも人間かと。

 

 フロイト博士の有名な言葉です。

 

 丸山先生からこの言葉を聞かされて、今までの想いや経験から伝わってくるものが多くありました。言葉にはストーリーがある。人には人それぞれのストーリーがある。この言葉を他の人から聞いていたら、私は涙を流さなかったでしょう。

 

 言葉の捉え方は普遍的ではない。どんな言葉でも、発した人から影響を受ける。そんなことを感じた日でした。

 

 

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