道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

あなたが私の無意識に存在する限り

私は忘れないでしょう

 

 無意識のことを心理学者のフロイトは「優しいゴミ箱」と表現しました。生きていく上で、どうにもならない程の辛い記憶や悲しい記憶を収納してくれる無意識。けれども、仕舞ってくれているだけで、決して記憶は無くなりはしません。メンタルの講座であった音楽療法について所感を綴ります。

 

 

 音楽は心身症は認知症に有効と聴きました。音楽家の方は仕事柄、理性で音楽を聴くのでなかなか効かないというイレギュラーも知りましたが。例えば、認知症の方は昔聴いていた音楽が流れると当時の記憶を話し出すと、講師の話がありました。私もその点は共感を覚えました。音楽が脳に直接働きかけて、その瞬間の素敵な記憶を思い出させてくれるのでしょう。

 

 

 その他にも、音楽のイメージから現状の自分の心理を知る方法のワーク、音楽からインナーチャイルドを癒すワークがありました。私はインナーチャイルドを深堀りするワークの時に、別れたパートナーとの記憶が溢れ出してきました。

 

 

 あの時に自分が今のような考え方ができていたら、涙を流させはしなかったかもしれない。自分を愛せていたら、あなたが幸せになれるように行動できていたかもしれない。けれども、それができなかった。申し訳ない。たくさんのことに、感謝してます、と、心から伝えたかった。

 

 D・カーネギーが言う、過去への鉄の壁は私も理性では建てていた。本能の中の無意識の扉は、音楽が奏でる1/fゆらぎの周波数であっさりと開放される。涙は無意識の浄化作用。悪いことでも、恥ずかしいことでもないと知る。

 

 

 人は時に、無意識の収納を整理して、きれいにする必要があるのだな、そう感じました。最近、朝目が覚める時に近くに居て話している夢を見たからか。夢も無意識との接点と考えれば、そうなのかもですが。

 

 

 ただね、今の拠り所はF・パールツ博士のゲシュタルト療法。あなたはあなた、私は私。あなたは私の為に生きているわけではなく、私もあなたの為に生きていくわけではない。あなたの人生に私が巡り合えたことは素敵なことだし、巡り合えていなかったとしても素敵なこと。

 

 最後に時間差のIメッセージを、一緒に過ごしてくれたことで、幼い自分だと気がつけたことを、私は心より感謝しています。どうか、これからも幸せで健康に過ごして欲しいと祈ってます。

 

 

 お読み頂き、ありがとうございます。