沈んでいく私と浮かんでいく私
私たちの意識には、認識できる顕在意識と、認識できない無意識が存在します。無意識はフロイト博士の学説では90~95%と言われています。ほとんど普段の認識している顕在意識はほんのわずかな部分です。
私の意識はあるようで、なくて。ここに書いている言葉が現存するかどうか。理解できなくても、そのままでよく。深く、深く、海の底に眠っているような日常に持ってこれない意識が私を支えている時もあり。
今日という時を映し出していたのは、私の顕在意識で。潜在意識は今日も眠っているのか、私には無口。そんな君が、突然話しかけてくれることは稀で。そんな稀な言葉に私は共感し従うかもしれない。
あなたが教えようとしてくれいることは、明け方の夢の中に出てくることが多く、覚醒後の私に届かないこともある。
ただね、届く時もあるのですよ。
それは、目覚めてくれて「ありがとう」と言えた時や、起きてすぐ背伸びをして水を飲んだ時とか。まったくもって、わかりにくいタイミングで。
今日は感じたまんまの、そのまま言葉を綴ってしまいました。呼吸を整えるにつれて、どんどん湖の水面から沈んでいくような感覚で今を迎えています。
上を見上げると、太陽の光が射していて、私の体は泡に包まれて昇っていく。空には一羽の鳥が私を見ている。まだ、浮かんでいくのだろう。吐く息が深くなるにつれ、私の体は上空へ誘われていく。
そして、気がつくのでしょう。ここが今ということを。
お読み頂き、ありがとうございます。