道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

優しいあなたへ

「生きろ」

 

 近所の枝垂れ桜が咲き初めてきました。休職してから、もう少しで四季が一周します。最初は夏には復職だろう、なんて甘い考えだった若葉の季節も、もうすぐ訪れてきます。

 

 一人になり、これだけ長く社会との繋がりがないことは、初めてだと思います。様々なことがあったなぁ、などと考えてました。

 

 恐らく、この一年は自分を見直し、新しいことへ挑戦する為に必要な期間だったのかと、今は思います。綺麗ごとだけでは綴れない思い出も、自分を責めてもがき苦しんでいた日もありました。どうせならば、今までしてこなかったことを経験しよう、最初の一歩が私を変えるチャンスでした。必然的な偶然(私の思い込みの可能性有)にも助けられて、今ここに私が存在しています。

 

 苦しい時の情景は、とても文字には表すことはできません。多分、私や私より苦しんでいる方も、同じではないのかな、と思ってます。苦しんでいる時は、矛先は自分に行きがちで、去って行った相手や、起因となった出来事に矛先を向けることは、実行し難いものだと思います。自責のヘルメットに頭を突っ込んで、周りが見えない時もあると思います。

 

 けれども、相手や出来事に攻撃しないっていうことは、自分が優しいという証拠じゃないかなと思います。相手に優しい、周りに優しい、その優しさを少し自分に使って良いのではないでしょうか。私は思います。

 

 日々心情は変わります。人間ですから、私もあなたも。気持ちが揺らぐ時もあれば、落ち込む時もあります。私から去って行った家族も、今となっては優しい別れ方をしてくれたのだと感じてます。だって、私生きてますから。そして、彼女達もどこかで生きていてくれてますから。それだけで充分です。自分を愛することができ、相手を思い祈ることができたら、さらに幸せ。

 

 自分に優しさを、自分が一番の存在ですから。

 

 「生きろ」というメッセージを以前頂いたことがあります。力強い言葉で、その時の私は、胸に熱いものが込み上げてきました。今私は、自分の意志で、この記事を書いています。

 上手く表現はできないのですが、一言発信させて頂くならば。

 『どうぞ、ご自愛下さい』

 

お読み頂き、ありがとうございます。

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