道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

メンタルケア 初心忘るべからず

 今または以前、私と同じような状況のあなたへ

 こんにちは。道助です。ブログを始めて、いろんな人の価値観や考え方を知ることが、脳へ良い刺激を受けてることを感じてきました。十人十色とはまさに言ったもので。書き始め当初の自分の価値観も、他の人のブログを読むことで変化してきていると思うようになりました。

 

 ここ最近、禁煙について書くことに偏りがあったので、メンタルケアの経験談を発信したいと思います。禁煙についても、あと何日かして自分の中で検証が済んだら経験談として発信する予定です。

 

・私の現状

 重度のうつ症状と診断されて約半年が経過しました。現状、休職中です。復職に向けて生活記録をとりながら、月に2回の通院と月1回の産業医面談をしています。ネガティブな思考もなくなり、ここまでなんとか生き続けてきました。私の経験した心のセラピーについて発信していきます。一度に記せる量ではない、というか系統立てしにくいので、日々の出来事に関連した時に、経験談として少しずつでも書き出していきたいと思います。

 ちょっとでも、お役に立てれば幸いです。

 今回は根っこの大事にしている部分を書きます。

 

・「自分自身を愛する」

 ドイツの精神科医カレン・ホーナイ氏の言葉で「自分を愛せる分しか他人を愛せない」という言葉があります。人間は他人に愛してもらう為に、他人の目を気にすることがあります。自分自身の世界を愛することよりも、外の世界、他人に愛されることを求めます。日本人は特に文化や風習から、当たり前の感覚として持っています。

 

 上手く人付き合いができない、上手く行動したり、結果がだせない。外の世界、他人との信頼関係、上手くいかないと、自分が自分を責め始めてしまいます。仕事において他責でなく自責で考えることは必要な場面も出てきますが、なんでもかんでも自分を責めなくても良いと思います。

 

 私もそうですが、真面目な人ほど陥りやすい考え方ではないでしょうか。がんばった自分を褒めてあげませんか。失敗した自分も褒めてあげませんか。落ち込むようなら、落ち込んだ自分も受け入れてあげませんか。

 心に手を当て、自分の良かったところを褒めてあげませんか。上司とは上手く話せなかったけど、お客さんとは笑顔で話せた。逆も又然り。他も又有り。

 

 私は何も良いことがない日でも、鏡の前で無理にでも笑顔を作れたら自分を褒めるように気を付けてます。今日一日を生きることができたこと自体、凄いことですから。

 普通に生きている私達ですが、精子卵子の二つの細胞が分裂を繰り返し、大人になると60兆もの細胞で成り立っていると言われてます。

 

 良い日を過ごしても、嫌な日だったとしても、その日を生きることができた自分は貴重な人間です。それはあなたも、私も同じことだと思います。極論、生きることができた自分自身でも愛してあげて下さい。

 

 人それぞれ人生は違います。嬉しかった時も、苦しかった時も。家族や仲間がそばにいた時も、いなかった時も。どんな時も、自分を一番近くで一番理解してたパートナーは自分自身です。

 

 この考えを基軸として、「自分セラピー」では考え方のインプットとアウトプットをして行きたいと改めて思います。読んで下さり、ありがとうございます。