道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

「言葉の棚卸し」 第33回目

今まで良い影響を受けた言葉を棚卸ししてみる 33

 

「禍福は糾える縄の如し」

                                故事成語の言葉

 

 「人生は糾える縄の如し」という言葉を調べていった後に知った言葉。

 

 中国の故事を司馬遷によってまとめられた「史記」の南越伝の一節が元になっているそうです。

 

 幸福と不幸は、縄をなう時に使われた二本の藁の束をより合わせるように交互に絡み合って表裏を成していると言われています。糾われる(あざなわれる)とは縄をなうという意味だそうです。

 

 シンプルに捉えると、幸福があるから不幸もあるし、不幸があるから幸福もある。

 

 幸せを求めて生きていたはずなのに、不幸に陥ることも人生にはあります。長い目で見れば、より幸せになれるきっかけになることもあったりします。不幸が幸福のきっかけになることも。捉え方次第。笑顔共和国大統領の福田純子先生の考え方をお借りすると。

 

 幸福な時は力強く生き、不幸な時は味わって生きる。

 

 生きていればそれぞれのタイミングはあるもの。スパンは異なれど。

 

 どちらの状況も交互に訪れるならば、どちらのタイミングであっても楽しめる心を持つことで、人は自分で幸せになることもできるのかな、と。

 

 目の前の幸せを探しながら、気ままに今日も歩きたいと思いました。

 

 

 お読み頂き、ありがとうございます。