客観的共感
チームやグループで会合すると、講義を始めるように話続ける人ってたまにお会いします。自分の話を話し続ける人。周りの人の状況を感じ取ることが苦手なのかな、と卑しくも感じてしまいます。時間は有限なので、さてどうしようか。
優しい私:この人も話を聴いて欲しいだけなのだから、聴くことが愛じゃないかしら、なんて。
厳しい私:いやいや冷静になりなさいな、時間おしてるし、周囲の人だって困ってるし。どこかで、アクション必要じゃね。
優しい私:話を聴いてもらいたいってことは、聴いてもらうことを普段できていないからかもしれないし。こんな機会だから話たいのじゃないかな、なんて。
厳しい私:その考え方はわかった。けれども、他の人はこの話を求めていない状況も理解しよう。人それぞれ時間は使っているのだから。
優しい私:確かにそうかも。今話している人に焦点を当ててたから、他の人を見ていなかったかもね、なんて。
厳しい私:だとしたら、現状を解決する術は整った。さて。
行動的私:「お話の腰を折って恐縮ですが、皆さんのお時間もありますので、本題に戻った方がよいと思うのですが。」
話を聴いてほしいというのは、人間の特徴。そこはできる限り受け止めたいと思います。ただ、集団の中で生きたいというのも、人間の特徴。そこにいる、あなたも、私も含めた全員が幸せでいて欲しい。時には、空の上から状況を見て行動することも大切と思います。全員が、集団から切り離されるのではなく、集団に居続けることを考えた行動を。
全体を見渡すことができた時に、答えは自ずと見えてくる。なんてね。
お読み頂き、ありがとうございます。