道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

データで見る日本

現実はどこまで正しいのかしら

 

 平成26年内閣府の13歳~29歳の若者を対象にした調査で、「自分自身に満足している」というアンケートを取ってます。日本、アメリカ、韓国、ヨーロッパ諸国でも同様に同世代を対象にアンケートを取ってます。満足している、と回答した結果はアメリカ、韓国、ヨーロッパ諸国が70%台から80%台(一番はアメリカの86%)。そして日本は45.8%。13歳~15歳は62.5%なのに対し、16歳~29歳は30%台から40%台と諸外国との差が大きくでています。

 

 

 年月は過ぎています。今の社会の状況を考えると、このデータは他人事では済まされないかなと感じました。法律によって、様々な人としての自由化、対人支援が整備されてますが、機能しているのかと疑問を持つのは私だけでしょうか。法律家でも、社会学者でもないので、専門領域までは紐解けません。肌感覚です。

 

 今年の4月からこども家庭庁という新しい庁が出来てます。デジタル庁が出来た時や「働き方改革」が出来た時のような、現場を無視したようなことが起きるのではないかな、と危惧してます。

 

 まずは現実をよく観察して、マスメディアに流されないようにし、人の心の状況を把握していくことが大切かな、と感じた日でした。

 

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