道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

頭の中が凝ってるかな

思考は柔らかに、しなやかに

 

 頭の中が、先入観で一杯。嗚呼、もう失敗ばかり。あの人に好かれたいのに、上手く接せない。人を傷つける言葉を発してしまったわ。私はこの人を利用しようとしてるわけではないのに。こんなみっともない自分は、世間様には晒せない。

 

 

 どうも、道助ですっ。

 

 

 毎日の中で、自分がしている思い込み、これが悩みに繋がると学びました。悩みの無い人は、恐らくいらっしゃらないのではないでしょうか。人間、生きていれば毎日一つや二つは悩みが出てくるものだと思います。考える葦ですから。感情の生き物である私達は、大なり小なり悩みは付き物です。悩みがない日があっても、悩みのない年月は流石にないかと思います。

 

 受験は失敗はあるべきでない、パートナーに対しては優しく接するべき、学校は行くべき、会社は休まず行くべき、親のしつけは守るべき、友人の誘いは乗るべき、お金は貯めるべき、子供は外で遊ぶべき(古いかな?)。べきべきべきべき、と。たくさんの、べき。

 

 けれども、大切なべきもあったり。挨拶をするべき、何かを恩を受けたらありがとうと言うべき、傷つけた相手にはごめんなさいと言うべき。集団に属する以上、大切なべきの側面。何もかもが、一方だけが絶対なんてことはない、そう思う。

 

 

 日本人の長男や長女は、何か人から恩を受けた時に「すいません」と返すことが多いそうです。子供の頃から「お兄ちゃんなんだから」、「お姉ちゃんなんだから」と育てられた背景が、身に沁みついてしまった結果だとのことです。「ありがとう」ではなく「すいません」。思い当たる節がないでしょうか。

 

 

 先入観で頭の中が凝っていると、思い込みで悪い方向に考えがち。本当は謝らなくて良いのに、感謝の言葉は遠く、遠くへ。ちょっと、立ち止まって。悩んでる時は、自分の思い込み見つけれれる時かも。もう、なんでこんなこと考えていたのかしら、気づけば、プラスに考えられる。すいません、でなく、ありがとう。その方が相手も嬉しいから。あら、なんて遠回りなコミュニケーション。近道して、自分を楽させても良いのに。

 

 

 悩んだら、思い込みを見直そう。自分の当たり前と、相手の当たり前は違うことに気がつけば、相手との心の距離は縮まるかもしれない。そこから、信頼は生まれるはず。

 

 

 お読み頂き、ありがとうございます。