道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

カウンセリングを受けたあの日

弱っていた時の自己開示

 

 昨日は茶番の記事にお付き合い頂いた読者様、ありがとうございます。お礼と言うには堪えないのですが、私が苦しかった時の、経験を自己開示したいと思います。今辛く、今苦しい読者様に少しでもお役に立てれば、幸いです。

 

 昨年の療養中の出来事です。ちなみに今日現在も休職中で、復職に向けてリハビリ中です。

 詳細は書けませんが、療養中に衝撃的な出来事があり、パニック状態、心身症、今だから思いますが、脳幹もダメージを受け、自律神経もおかしくなった日がありました。帰宅した瞬間に手足が震え、立っていることもままならない状態に陥ちました。少しずつ体も冷えてきて、寒いのに冷や汗が出る、そんな時がありました。

 

 藁をもつかむ勢いで、会社の健康担当に電話して、状況を説明するものの、言葉が思うようにまとめられず、健康担当が傾聴をしてくれる人でなければ、もう逃げ場のない状況でした。幸い、傾聴してくれる顔見知りの担当だったので、30分程話を聴いてもらい、アドバイスを貰いました。当時、会社にもメンタル(日本メンタルヘルス協会)でカウンセリングや心理学について学んでいることを伝えていたので、その場でメンタルのホームページを調べ、そこでもカウンセリングをしているので相談してみるのがよいのでは、とアドバイスを受けました。

 

 終話後、即メンタルへ電話をして、カウンセリングの申請をしました。何回か講座を受けたことのある講師が、カウンセラーとして明日対応できると言われ、お願いをしました。この時の私の心境は、明日まで粘れるのか、そんな気持ちでした。受付後、カウンリングして頂ける、講師の先生から携帯に連絡がありました。自分でも何を言っているかまとまってなかったのですが、明日の時間と、無理がなければ現状を整理して、明日まで持ち応えて欲しい、と話をされました。

 

 その晩、布団に入っても凍えるように寒く、生きたいと思う一心で、胸の中心に両手を当て、「大丈夫、大丈夫、大丈夫」と何度も自分に向けて言葉をかけ、何回唱えたかわからない内に眠りに就きました。

 

 翌朝、目が覚めても心身症は残っており、這いつくばってZOOM用のパソコンの前までいき、今までの経緯や衝撃的にダメージを受けたことを、それこそ必死に紙にまとめました。そしてカウンセリングの時間に、ZOOMで60分カウンセリングを受けました。

 

 カウンセラーの先生に、整理した内容と現状を伝え、先生が起きていることをまとめ、現状の問題に対してアドバイスを貰いました。私と同じような経験を先生もされていることを聞きました。今回の問題だけでなく、さらにそこまでの経緯での問題や、自分の考え方の癖に関する問題まで、悩んでいたことを全て導いてくれる話を貰い、私の心は腑に落ちていきました。そんな良い話を聞いているのにも関わらず、当時涙を流すことができなかったのですが。パニックや心身症などの体の不調、心の不調が、カウンセリング後全て消えていきました。

 

 今の私がここに存在できていること、ブログを書かせてもらえる状態であることは、その1回のカウンセリングのお陰だと思っています。また、次回予約などもなく、困ったら、駆け込み寺のようでも構わないので連絡しておいで、といったスタンスも当時の私には温かく感じました。

 

 

 大切だと思ったことは、本当に苦しい時は頼ることは恥ではないということ、生きようとするために必要だと感じたら、他人の目は気にしている場合ではないということ、この二つが私の経験です。無理な時は無理、生きていればそんな時もあります。どんな手段でも、自分が救われれば、結果オーライです。どうか、ご自愛下さい。自分を愛して下さい。

 

 

 お読み頂き、ありがとうございます。

 

 

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