道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

禁煙の利他的精神論

自分と真逆の禁煙論

 

 禁煙について久々に記述します。私自身は外にでるっていう口実もつけて、今は禁煙を解除してしまっています。副流煙のことには気を遣っているつもりですが。

 

 今回は父親の禁煙論が、なるほどと、目から鱗が落ちたので、記述したいと思います。

 

 私の父親は、ヘビースモーカーとまではないですが、ライトスモーカーでもないと思ってました。子供の頃、自家用車に乗り込むと、タバコの臭いがして、幼心に大人になってもタバコは吸わないぞ!って思っていた自分がチェーンスモーカーになってしまっていることはさて置き。一時禁煙したり、節煙したりしていた父親ですが、この3年禁煙を継続していることを知りました。

 

 もともと、高血圧持ちだったので、健康の為なのだろうかな、そう思っていました。実際聞いたら、まったく予想していなかった回答がきました。

 

 父親はもともと利他(他人に利をもたらすことを良し)とする考え方の人間でした。それでも、愛煙家までは言いませんが、喫煙家でした。そこと、禁煙が何故3年も続いているのか、聴いてみると。

 

 コロナが流行りだした時に、とあるテレビ番組に出ていた、とある大学教授的な人が、タバコの副流煙でコロナが他人にうつることがある、その放送を見たからとのことでした。私もその頃、コロナが気になり、情報は得ていたつもりですが、そんな情報は聞いたこともありませんでした。聞いてて、都合悪いから忘れているだけかもしれませんが。

 私が知る限り、論理的で倫理観も持ち合わせている父親が、そんな根拠が不確かなニュースを信じたとは思い難いのですが、そのニュースがきっかけだったようです。

 

 自分の為だったら禁煙はできないが、他人の為だったら禁煙ができる。その考えは、全く私にはありませんでした。

 

 私が禁煙をしようと考えた時のきっかけは、お金の節約、自分の健康、あとは当時ストレスがまったくなかったことからストレスを自分に与えよう、そんな自己的な、利己的な考えだったと思います。つまり稚拙な考えでした。

 

 他人の為に禁煙するということは、他人の役に立とうとする考えもあり、続ければ自信に繋がり、自己肯定感も高まる、そんな禁煙方法かな、と思いました。

 

 正直な感想は「親父凄えな」です。

 

 すべてが正とは思いませんが、そんな禁煙の仕方もあるのだな、そう思い綴らさせて頂きました。

 

 お読み頂き、ありがとうございます。

 

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