道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

禁煙 RESTART 非喫煙者の認識を得る

・禁煙の挫折から、体の反応の変化について

 

 昨日禁煙を挫折しました。飲酒で記憶を飛ばしている間で、自分で予期せぬ喫煙。本能を理性で抑え込んでいたことが、実証されました。残念なことですが。一度挫折してしまったので、せっかくなので本日一本喫煙して14日の禁煙で変わったことがあるかないか検証しました。

 

 そこから得たことを以下記します。

 

・タバコの味が喫煙習慣のあった時と違い、美味しいと感じられない。

 美味しかったと感じていた記憶にも疑問を感じました。

 

・頭にクラっとくる。初めて喫煙した頃のような、脳内快楽はない。

 純粋にクラっときました。初めて喫煙した時は、クラっとくるが気持ちよかったと思います。当時はそこら中に灰皿もあり、ギャンブルも友人としており、所属していた軽音楽部では喫煙率が高かったこともあり、喫煙習慣につながりました。

 14日でニコチンがリセットされることは、体で実感でき、脳内快楽よりは不快感を強く受けました。吸い始めた頃より、細胞が減っているんだな、とも感じました。

 

・咳き込む。

 禁煙前には想像もしていなかった現象です。咳き込み、喉も違和感を感じました。

 

・吸い終わった後にもう一本って思えない。

 私はチェーンスモーカーだったので、続けてタバコに火をつけることが多かったです。今回は一本吸った後、もういいやって気持ちが出てきて、再び禁煙しようモードに体や脳が切り替わりました。喫煙することで、眠気を飛ばす、考えをまとめる、リラックスするは、「禁煙セラピー」に記述されていたように幻想なのでしょう。暇だから喫煙するといった習慣もならないように思います。

 

 禁煙を途中で挫折したこと自体はネガティブイベントでしたが、喫煙習慣がない状態の体や脳の感覚を知ることができたのはプラスになったと考えてます。

 2週間前と大きく違うことは、喫煙を求めている自分ではなく、喫煙を拒んでいる自分へ変化をしていることです。非喫煙者の自分を知って、喫煙をしないという選択肢を選んだことはプラスに思います。

 

「己の欲せざる所は人に施すなかれ」

 自分がしてほしくないことを、他人に対してしてはならない、という論語の言葉があります。喫煙者だった自分が喫煙したくないと思い、自分に対して喫煙を勧めたくないという心境が今の私です。

 私にとっては、禁煙の義務感より効果があるように思えました。とはいっても、振り出しに戻っているわけなので、今後の禁煙人生のすごろくが、どう動くことやら。また気づきや挫折があれば、記録していきたいと思います。

 

ご覧頂き、ありがとうございました。