道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

下駄を預ける

落ち込んだ時の自分なりの対処方法

 

 私は落ち込んだ時は、外に出ます。なるべく陽なたを選び歩きながら、落ち込むことをしっかりします。とにかく落ち込みます。歩きながらだと、感情が整理しやすいと思っており、飽きるまで落ち込むことに集中します。

 

 落ち込みきったら、現実を見て反省し、今後どうすれば同じあやまちをせずになれるかを考え始めます。歩きながら、歩きながら。自分の行いによって、どのような影響がでて、どのような気持ちが動いたか。正しいか誤っているかは別として、答えが出るまで歩きます。

 

 落ち込み、反省、対策まで自分の中で納得できたら、「神様に下駄を預ける」と考えるようにしています。下駄を預けるとは、仕事や判断を他人に任せるという意味だそうです。自分でできる限りのことをしたら、後の結果は神様に預ける。私はそう学びました。

 

 落ち込みは引きずっても、雪だるまのように重くなるだけ。感情を吐き出し、客観的に自分を考えることができたら、自分の落ち込みは、神様に預かってもらう。どのような道になっても、つまづいたりしても、今後の未来が幸せになりますよう、この落ち込みは神様に委ねます、といった禅の教えと学びました。

 

 人間の時間は有限です。いつ限りがくるかはわかりませんが、放っておいてもいつかはやってきます。落ち込みを持ち歩いても、重たく背負っても、時間は流れます。その中で自分にも他人にも、優しく気遣える、自分自身になっていく為に、下駄は早めに遠慮なく預けていくことも大事なことだと思います。

 

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