道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

自分と未来は変えられる

 人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる

 

 一昨日泣ける映画を観ようと「私と犬の10の約束」を観て、号泣して分かったことは、家族と別れた過去を受容しきれてなく、消化しきれていない自分だったということです。その上で、改めて噛みしめた言葉が、心理学で学んだ「人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」ということです。

 

 過去に起こった出来事は、変えようにも変えれません。D・カーネギーの「道は開ける」にも、過去に鉄の壁を建てると書かれていたことは、こういうことだと思いました。今学んでいる先生からも「後悔は未来に立つもの」と言葉を貰いました。過去はどんなに考えたり、悩んでも過去です。

 

 また、人は相手を変えることはできません。影響を与えることはできるかもしれませんが、基本的に「あなたはあなた、私は私」。どんなに親しい家族でも、パートナーでも、友人でも、上司でも同僚でも。「あなたはあなた、私は私」です。子供から大人に成長する中で必要なのが、この考え方、離別感と教わりました。離別感が備わらないと、相手への甘えや人への依存から脱却することができないとも、教わりました。

 

 どれだけ自分が相手のことを想っても、相手との別れを悲しんでも過去は過去。そして相手は相手で自分は自分。知識や学びで気づいていたつもりでも、自分の気持ちで、自分の心で消化し納得し、腑に落ちていなければ潜在意識の中に残るもの。忘れることができなくとも、腑に落ちて、前を見て、自分を変えようとすれば、未来も変わっていくことができる。

 

 今はそう思えます。

 一歩一歩、スモールステップで自分を変えられるよう、そんな毎日を味わって生きていきたいと思います。

読んで頂き、ありがとうございます。