気持ちが優しくなる映画を観ようとして
昨晩、ホットのカフェラテを片手に、観たい映画散策をしてました。気持ち的には、ソフトで感動できそうなものを求め、ネットフリックスをぐるぐると。出会った作品が2008年公開の「犬と私の10の約束」でした。初見でしたが、犬や猫が出てくる映画に悪い作品はない、という先入観で鑑賞し始めました。
結論から先に書きますと、大当たりだったと思います。ご存じの方は何を今さら、と感じられるかもしれませんが。
調べたところ、文芸春秋さんのホームページでは、犬の立場から飼い主にしてほしいと願う事柄を列挙した作者不明の短編詩「犬の十戒」が元にした原作とのことです。
文藝春秋|「犬と私の10の約束」 (bunshun.co.jp) 引用元:文芸春秋HP
あらすじなども、文芸春秋さんのホームページにあるので、ここでは割愛します。
ストーリーの展開のテンポが良く、始まって20分位で大号泣してしまいました。出会いや別れ、環境の変化が刻みよく世界観に包まれました。主人公の少女時代の感情表現、そこによりそう愛犬の仕草、母との別れ、親子や友人との関係、愛犬が誰からも愛され必要とされている存在であること、最後は母の時空を超える愛の表現。
もう想像がついてしまう位の流れなのに、展開ごとに涙が止まらず、私にとって忘れられない作品になりました。私は映画はおろか、最近涙を流すことができずに、いたからです。
多分、心の奥底で消化され切れていなかった、別れた家族への想いもシンクロしていたと思います。そんな想いを強制的にデトックスするように、約2時間涙が流れ続けました。
温かく柔らかく優しい気持ちになることに併せ、こんなに気持ちをすっきりさせてもらえた、心の処方箋。そんな作品でした。観れる環境がある方には動物好きの方もそうですが、気持ちが疲れている方、心のデトックスとして合う作品だと思います。
- 価格: 499 円
- 楽天で詳細を見る
お読み頂き、ありがとうございます。