道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

自分と働きアリの法則

働きアリの法則から自分を見つめる

 

 年の瀬からどうにも、寒い時にさぼりがちな私です。ジムや朝散歩、洗濯などもさぼりがちな傾向です。体調の悪い時や、気持ちが無理できない時は別として、さぼらないよう変化を加えられないかなと思いました。そこで取り入れようとしたのが「働きアリの法則」です。

 

 働きアリの集団では、2割が良く働くアリ、6割が普通のアリ、2割が働かないアリと言われてます。TV番組の「欽ドン」をご存じの方は良い子、悪い子、普通の子でイメージしてもらえると良いかなと思います。

 

 集団の中の2割の良く働くアリでエリート集団を作っても、2割が良く働き、6割が普通、2割が働かないになります。働かないアリだけでさぼり軍団を作っても、普通っ子だけのグループを作っても、結果は同じになります。

 

 働かないアリはずっと働かないのではなく、良く働くアリが疲れて休む時にバトンタッチして、働かないアリは良く働き始めます。集団を維持する為に、交代役として働かずにいたのです。

 

 自分の生活における「さぼり」にあてはめると。さぼっている日は、先日まで色々がんばったり、または翌日以降に踏ん張りどころ控えているとか。さぼっているではなく、必要な時の為に休んでいるって考えた方が良いのかと思います。これが日単位なのか、時間単位なのか、月単位なのか、年単位なのかはわかりませんが。

 

 必要な時の為に、休養をする。「常に働くべき」とか「さぼるべきではない」って考えになると、私という細胞の集団が維持できなくなると思います。結果、無理のない行動で自分を維持していけたら、それだけでも成功ではないかなあ、と思います。

 

 先日amebaTV新日本プロレス大田区大会の無料生放送を観ました。メイン試合後記者会見で、チャンピオンのオカダカヅチカ選手が話してました。「今日までの試合が大変でした。なので私は帰って休養します。自分には休養も必要なので。次期シーズンも期待して下さい」正確ではありませんが、そのような内容を満面の笑顔で語ってました。すごく、かっこよかったです。

 

 来たるべきタイミングに備えている、だから自分を労わっていると、捉え方を変化させようと考えました。働かない自分はさぼっている自分ではない。役目を持った自分だから、自分は維持されている。そんな自分の一面にも、感謝を持っていきたいと思いました。

 

読んで頂き、ありがとうございます。