道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

虹が掛かった日

不完全でも虹は虹

 

 今日私の住む地域では、雨上がりの曇り空に半扇形の虹が掛かってました。不完全を否と捉えると、もの足りない虹で。不完全でも是と捉えると、美しいもので。人は捉え方によって、たくさんの今を味わうことができるのだな、と改めて思う瞬間に出会いました。

 

 人は先入観や個人の価値観、過去の経験や体得してきた知識、様々な要素で物事を視ています。それが、自然なことです。時には、その自分の周りの枠組み、捉え方の思考を解いて、柔軟に受け入れることも大切かと思います。字で表す通り「囚」(とらわれ)。枠の中にいると視界が狭くなるように、人は自ずと自分の考え方で、自分の周りを囲っているものです。そんな特性を知っていると、毎日も変わりやすくなるもので。

 

 

 虹が掛かったけど中途半端だったなって朝も、あれはこれから完成形に近づいていくのよって思えたり。朝からいまいち疲れがとれないなって日も、夜に向かって絶好調に近づくかななんて。99回失敗してしまったってことも、100回目の成功のためだったり。

 

 道は見方と捉え方。明るくもあり、暗くもある。

 

 

 今この瞬間に感じた気持ちがあるようでしたら、囚われなのかそうでないのか疑ってみることも大事かと思います。囚われだとしても、ありのまま。不完全でも人は人。ありのままを感じて過ごすのも一興かと。

 

 皆さまにとって、今日が素敵な一日でありますよう。

 

 

 お読み頂き、ありがとうございます。