道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

中秋の名月と言われなくても

今日の月がきれいならば

 

 明日は中秋の名月。そんなことを聞き、夜に考え事をしながら散歩をしていました。私の住む地区は澄み切った夜空。その中に、満月の手前の月。周囲の夜空は照らされて揺らぎ、純粋にきれいと感じました。心理学では自然の光や音などには、1/fゆらぎという波長が出ていて、リラックス効果があると言われています。私も心がほぐれたのかしら、などと。

 

 

 明日はこんな透きとおった空になるとは限らない。そう思うと、今日の月は今日の月でさらに美しく感じました。

 

 

 今、ここ。この時の月は、この瞬間限りの月で、この場所からでしか眺められない月。一期一会。初めましての人を精一杯もてなすこと、との解釈もあり。禅の解釈では、毎日顔を合わせる人でも今日のこの人は、今日のこの人。明日も同じこの人とは限らない。今のこの人は、瞬間瞬間に過去になっていく。今、ここを味わいましょう。

 

 

 もし、明日の夜空が曇り空でも、雲の上には中秋の名月。その時、その瞬間を大事に生きていくことが、心の癒しに繋がるのかもしれません。

 

 

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