道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

下を向かずに笑顔で

「運を良くする訓練だ」と教わったこと

 

 以前のブログにも記しましたが、私には人生の恩師と呼べる人がいました。考え方の核の部分や、行動方法など、私の価値観の中心はその人から学んだことです。恩師であれば、こう考えるだろう、こう話すだろう、とか私の考える尺度の原点となっています。

 

 

 初めて恩師と出会った、だめ営業時代に最初に教わったことです。恩師曰く「人生の最強の極意」、そう教わりました。当時の言葉を、思い起こすと

 

 

「人間は姿勢で、運ってものが変わっていくのだよ。今みたいに下向いてたら、ため息しか出てこないだろう。運が逃げってってしまう。運によって人生左右されることは少なくないのさ。だから下は向かないで、そしてなるべく笑顔でいなさいな。運が寄ってくるから。ニコニコしている人と話すと、自分も楽しくなるだろう。どうだっ、楽しくなっただろうっ。愉快だなあ。」

 

 

 十数年前のことでした。今の私が振り返ると、現在、心理学で学んでいることの要素がたくさん含まれていました。姿勢や行動から気持ちを癒す、認知行動療法を無意識に叩き込まれていたと思います。下を向かずにいると運が寄ってくるという、ポジティブな暗示があったように思います。笑顔を作ることで、利他の心持ちの基礎を教わったと思います。

 

 

 「チャンスを掴む為の、極意中の極意だぞ。だまされたと思って、やってご覧なさいな。どうせ無料なんだから。こんなこと、会社じゃ教えてくれないぞ。どうだ、ワクワクしてきただろう。愉快だなあ。」

 

 

 恩師へ。運は寄って来ました。苦楽共に、今の自分になる為の必要な学びだった、そう考えられるようになしました。社会的な成功や、経済的な成功といった視点からだと、成功って言えないかもしれませんが。幸せを感じるチャンスは、毎日の中にあることに気づけました。運はあふれる程、私の日常にあるようです。

 

 

 

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