道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

青空と青空の間

快晴って日に

 

 今日はすこぶる快晴で、普段の散歩道も若干気持ちよく感じました。花鳥風月、そんな言葉があてはまるように、片側では椿が咲き、片側では桜の蕾が膨らんでいる、そんな時期を味わえていることに、揺すぶられるような風景に出会えました。

 

 何気ない散歩道。真上の空を見上げたら、表現しようがない水色。遠くの空は少し白味がかった水色。同じ空でも、見え方が違うのだなあ、などとぼんやり。雲がない、水色一色の世界でも、見方によって変わる物なのだな、なんて。

 

 私は普段、どういう視点で自分を見ているのだろう、そう考えさせられる空でした。色は見方によって変わってくるように、私の心も見方によって変わってくるのではないかな、そう思います。ここまでは、自分の脳が信じている、または理性で見ている男性性。ここまでは、自分の直感が信じている、または本能的に受け止めている女性性。二つの視点が、自分の中で対話しているような、そんな感覚を味わいました。

 

 

 ゲシュタルト療法という、心理カウンセリングの考え方があります。欠けている所を気にしていたら、満ちている所に気がつかず、欠けている所に目が行きやすい。なので、満ちている所に焦点をずらして、自分の心を受容して行くという考え方です。

 

 水色の空、白味がかった空。どちらも雲一つない、快晴の空です。どちらも快晴、どちらも青空。間の部分はどちらとも表現し難いですが、青空。すべてが青空です。

 

 

 生きていると、白黒はっきりさせたい、なんて時もありますが、そんな時にちょっと思い出してもらえれば。真上も青空、遠くも青空、境目も青空。曇っていても、雨が降っていても、雪が降っていても、空を見上げることができるならば、それはすべて空。

 

 人の心も、天気と同じで毎日同じようには行きませんよね。空を見上げれば、新しい一日が始まります。天気に左右されず、いつでも空を感じられるように過ごしていければよいな、そう感じた日でした。

 

 

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