道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

あの人と一緒に仕事がしたい

タッグを組んで顧客満足

 

 手前味噌な話ですが、ある一時期、仕事の顧客満足度で全国一位の担当になったことがあります。私は営業職で、お客様に満足を頂くためには、設計職、工事管理職、発注職、現場の職方さんなどなど、様々な人と連携を取りながら進めていく仕事です。

 

 当然のことながら、すべてがすべて上手くいくわけではありません。ですが、その瞬間、自分ができることのベストを尽くしてきました。そんな私に同調してくれたのが、工事管理職、いわゆる工事監督のAさん(仮名)です。

 

 私達の連絡は蜜にとるようしてました。事務所に戻れば、現場の様子を会話したり、何か問題が起きたらすぐに報告を受け、私はすぐにお客様の対応をしたり。現場の職方さんとAさんの連携も良く、常に一緒にお客様の方向に顔を向けて仕事を、文字通り仕える事をしていました。結果として、その時期はお客様から満足をたくさん頂き、私達も嬉しく思いました。

 

 

 時は流れ、私は休職中。

 

 先日Aさんから連絡があり、今年の冬前には定年退職とのこと。ずっと一緒に仕事ができるとは思ってませんでしたが、こんなに早くタイミングは訪れるものなのだなぁ、そう感じずにはいれませんでした。最後に一緒に仕事がしたい。純粋に思いました。

 

 ならば、早く復職してAさんと一緒に仕事が出来るタイミングの工事契約を受注したい。けれども、焦りは仕事にも、体調にも出てくる。そんなことでは、満足頂ける仕事もできないし、私自身も潰れてしまうかもしれない。

 

 地道にいくしかない。完璧を求めない。そんな生き方しか今の自分にはできない。悔しいけれども、これが今の現実。

 

 ただ、もう一度一緒に仕事がしたい。その気持ちのみが、今の私の生きがいであり、目標になってます。どう転ぶか、未来に対して不安を抱くことは不要です。未来を願って、望みながら毎日を踏みしめていく。

 

 未来に希望を抱ける、そんな幸せを感じられた一日でした。

 

 お読み頂き、ありがとうございます。