道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

自己肯定感の自己流解釈

「自己肯定感と自信」

 数年前位からテレビや雑誌、書籍などで「自己肯定感」って言葉が目にする、耳にする機会が増えてきたように感じます。ありのままの自分を肯定する心の状態、なんて意味合いでgoogle先生に記載されてます。自己(おのれ)を肯定(認める)感覚。

 メンタルケアでも、自分を責めること、否定することは避けた方が良いことです。けれども、何もしないで自分を肯定していればよいのかといったら、私は違うと思います。

 25年位前、大学受験を控えていた私は、代々木ゼミナールに英語の授業を受けに通ってました。当時(今もそうかもしれませんが)カリスマ的な英語講師の西谷昇二先生の講義を受けてました。熱血で生徒思いの講師で、受験直前講義には、お笑い芸人のパックンマックンさんが来て生徒を元気づけたりされてた記憶があります。

 西谷先生の言葉で今でも覚えている言葉があります。

「自信という言葉は自分を信じ込むことではない。信じれる自分を作っていくことだ。だから、一生分勉強したって位今は勉強をして、信じれる自分を作ろう。」

 多少記憶により、一字一句の誤差はあると思いますが、ニュアンスはこんな感じと覚えてます。当時の私は、信じれる自分を作るを意識して勉強し、無事受験を通過できたと思います。

 

 心理学では人間には一人ひとりの心の中に、性別に関係なく、母性と父性があります。ありのままの自分を許す優しい母性と、信じれる自分になるよう厳しく見守る父性。そのバランスをとっていくことで、自己肯定感は生まれるのでないでしょうか。

 

 私なりの自己肯定感を生む習慣は、毎日自分と守れる約束をし実行して、自分を褒める。約束のハードルは少しずつ高くすればよいと考えてます。一日一日の小さいハードルを確実に超えていくこと。

 

 挨拶する、声をかけられたら笑顔で答える。これなら、簡単ですよね。そのうち苦手な上司にも笑顔で挨拶できちゃうかもしれません。

 

 小さな毎日の一つ一つが、信じれる自分に繋がり、自己肯定感になる。今日を丁寧に大切に生きていきたいと思います。