道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

酷暑に省みる私の体

「足るを知る者は富む」

 

 有名な老子の言葉です。満足することを知っている人は、経済的に貧しかったとしても心は幸福である、という意味です。

 

 

 猛暑や酷暑が続いております。あわせて各地で水害。被災された方々には、心中お察ししお見舞い申し上げます。今年の夏は、地球が人間に試練を与えているようにも思えます。

 

 

 さて、「足るを知る者は富む」はここのところ頭をよぎる言葉です。日本列島、暑さに苦しむ人は多いのではないかな、と思ってます。毎日最高気温をニュースで見ると、体温だったら高熱の域に達しています。そんな中でも、私の体温は今日も平熱でいてくれてます。いやいや、当たり前じゃないのって思われるかもしれませんが、すごいことだなあ、と私は改めて感じました。

 

 先週40度近くまで気温があがりました。都心など緑の少ない陽向では、体感気温は40度以上という報道もありました。体温だったら、もはや致死レベルに近い温度です。けれども、そんな過酷な環境でも体は平熱を維持し続けてくれています。

 

 

 もしも、体温を維持する「体温調節中枢」が役目を放棄したら。

 

 

 私の体は、命を維持する為に今日も働いてくれています。あなたの体も、あなたの命を守る為に今日も働いてくれています。どれだけ酷使しても、何も文句一つ言わずに働いてくれています。そんな自分の体を労われているだろうか、そう感じました。

 

 体によい食べ物を取ったり、いつもより少しだけでも睡眠時間を増やしたり。忙しいと難しいことも多いです。

 

 

 だから、簡単にできることだけでも習慣化。「ありがとう」の一言を自分に。感謝の気持ちだけでも自分に。心の免疫効果を自分に。心理学でいう自己愛です。

 

 

 今日も平熱を維持できている有難さ、酷暑だから味わえる満足かもしれません。暑さに負けないメンタルで、夏を楽しめますよう。

 

 

 お読み頂き、ありがとうございます。