道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

大日本プロレスを観戦して

 グレート小鹿というレスラーの生き様

 

 記事を書こう書こうと思い、なかなか書けずにいたこと。今年、1月2日に後楽園ホールにて、大日本プロレスを観戦してきました。昔同じ釜の飯を食った友人がスポンサーになるので、二十何年振りかに会えるかと聞き、会場にいると教えてもらい、旧友に会うことが目的でした。

 なぜ大日本プロレスかと聞いたところ、色々な団体を生で見て、これだけがんばっているところ、昔で言うインディー魂に魅かれたとのことでした。

 チケットは工面してもらい、私も関係者受付から会場に入るという珍しい体験をさせてもらいました。

 さて、本題ですが、グレート小鹿という選手(今は大日本プロレス会長です)について。

 昭和プロレスの始祖、力道山の弟子として、昨年亡くなられたアントニオ猪木氏やジャイアント馬場氏とタッグを組む経験も持ち、昭和から平成、令和まで駆け抜けたプロレスラーです。現在生存する力道山の最後の弟子です。

 

 1月2日は受付で、スポンサーになったフロンティアソリューションからの粗品の、お米のパックを背筋を伸ばしながらも、首を垂れて来場客全員に手渡してました。「おにぎりにすると美味しいです」なんて言いながら。粗品もセンスに富んでいる、そう思いました。

 

 試合開始前、リング上で、リングアナのコメントも交えながら会場で挨拶されていた姿が印象に残ります。リングアナ曰く「御年81才。近年で癌の手術を3回行ってます。しかし手術の時に休む連絡をする際に、会社へは風邪を引いたから病院に行く」と、ずっと伝えてたそうです。「風邪で、大きな病院にいって入院するなんてあることか」と周囲には、ばれていたそうですが、そんな仲間を思いやる生き様は、感銘を覚えざるを得ません。

 

 そして、まだまだ現役復帰を目指している、その姿勢は学ぶものがあると思いました。諦めない姿勢、どこかで私も見失っていた、心意気を思い起こさせてくれる。人の生き様から、学ぶことも多いものだと、そう感じました。

 

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