道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

防衛本能はチクチクする

ヤマアラシよりハリネズミの方が響きが好き(個人的感想)

 

 ちょうど一年位前の私は、防衛本能の塊でした。マウントを取りたがる人が近くに居たこともあり、気づかぬうちに心から棘が生えていました。長い付き合いの恩人からアドバイスを受けなければ、今こうしてブログを書けていたかどうかも怪しいです。

 

 

 「ハリネズミのジレンマ」という言葉があります。一般的には「ヤマアラシのジレンマ」とも言いますが、同意です。ドイツの哲学者、ショーペンハウアー博士が話されていたエピソードで、人間関係使われます。

 

 寒い冬の日に、2匹のハリネズミがお互いの体を寄せ合って温め合おうとします。ところが近づくと、お互いの針が刺さってしまい、痛くて近づけません。寒さを凌ぐために近寄って、痛くて離れて。繰り返しながら、針も刺さらずに温め合う、ちょうど良い距離を取れました。

 

 

 人も距離が近くなれば、考え方や価値観の違いで傷つけ合うことがあります。近づきたいのに、近づくと相手を傷つけ、自分も傷つく、葛藤が生まれます。自分に自信がなかったり、防衛本能が働いていたりすると、ますます葛藤は続きます。

 

 

 針だらけな私。防衛本能前回で、常に防御態勢。抜け出すには、現状を客観視して、相手と建設的に話し合うことが必要。針で見えなくなる前に、相手との距離感を取ることが大切。

 

 

 経験した私の所感ですが、ヒラリヒラリと近づいてくる相手をかわしながら、程よい距離になれれば良かったかなと思います。攻撃される、そう思うから防御してたかな、と。言葉で書くのは簡単だけれども、現実はなかなか上手くいかなかったのですが。今後は、もう少し滑らかにできるよう、学んでいきたいと思っています。

 

 

 また、他の場面においても、コミュニケーションや人間関係の構築はあると思うので、上手な距離感を作る考え方として、活用できればと思いました。

 

 

 お読み頂き、ありがとうございます。