道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

もしもジャイアンのように生きられたら

 本日行きつけの美容院で、長年の付き合いの美容師さんに髪を切ってもらいました。そこで彼の長いお客様の話を聞き、だいぶ笑いました。はてなブログでは書けないほど、頭のねじが飛ばれてしまわれたような話でした。そこから私も、頭のねじを少々ぶっ飛ばした話も多少書いてみたいなと思いました。雑記(妄想)というカテゴリーを本日、立ち上げます。

 

もしもジャイアンのように生きられたら

 ジャイアンは、多分誰もが知る「ドラえもん」という漫画の中の登場人物です。主人公ののび太をいじめる、ガキ大将という役割を持ってます。情報はウィキペディアと、私の記憶を元にした、私の妄想であり、考察です。

 

ジャイアンとは

剛田武(ゴウダ タケシ) 1964年6月15日生まれ

父と母と妹の4人家族。個人商店「剛田商店」の長男として生まれます。

 

性格

 クラスのガキ大将的存在で、力持ちで勉強は苦手な乱暴者というカテゴリーに属します。その反面義理堅く、涙もろい性格を有しています。母には弱く、母に叱られると太刀打ちできない側面も特徴の一つです。

 

特徴:対のび太

 とにかくのび太を物理的にいじめることが大好きで、時には「早くのび太を殴らないと気がおさまらない」なんて病的な症状も発生します。ところが、のび太(もしくはドラえもんの力によるもの)に助けられると「心の友よ!」と叫び涙をしながら抱き着く場面もあります。今風の言葉で表すと(もう古いかもしれませんが)過度のメンヘラと言えるのではないでしょうか。

 

特徴:対モノ

 有名な言葉で「のび太のモノは俺のモノ、俺のモノは俺のモノ」という言葉があります。原作ではスネ夫のラジコンを奪ったり、壊したりなんて場面もあったかと思います。心理学的には大脳辺縁系(動物脳)の本能に忠実で、それを実行させる力の持ち主と言えます。現代社会においては、犯罪者のレベルです。

 

特徴:歌

 ジャイアンと言えば、あの空き地で行われる「ジャイアンリサイタル」を無くして語ることはできません。ガキ大将の力をフル活用して、クラスメイトも巻き込みながら自らのコンサート(リサイタル)を実行します。自らは芸術の域と称賛する歌声ですが、他者からの評価は以下の通り。「命に係わる」「もはや公害の一種」「フグ毒」「核兵器」などなど。なかなかまっとうな人間が口に出せない、表現が噴出します。

 

そんなジャイアンを客観的に考える

 現実的に(漫画ですが)起きている出来事だけを見ると、パワハラモラハラ、ナルシストといったイメージが強く思います。反面、義理人情に厚く、これほどまでに助けてくれる友もいないような、キャラクターです。自由奔放だけれども、いざという時の強力な助っ人。多方向から見ると、困った面と優しい面のバランスの調和がとれているように思えます。

 

ジャイアンの生き方

 日常生活において、大きなストレスは生まないと思われますが、油断すると注意欠落で、他者から嫌われる存在にもなってしまいます。腕力で牛耳る面もありますが、仲間を守るという信念は人一倍強い性格だと思われます。

 ジャイアンの生き方は、もう古いかと思いますが、昭和時代の本当のガキ大将だと思われます。いじめっ子だけど、気は優しくて力持ち。最近、聞かなくなってきた言葉です。

 

 もしも、ジャイアンのように生きれたら、同じように考えられたら。ひょっとしたらもう少し平和な世の中になっているのではないかな、そう思います。

 

 お読み頂き、ありがとうございます。