道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

落ち込みに負けない「ABC理論」

日本メンタルヘルス協会(以下、メンタル) 講座受講で学んだ事

 私がメンタルの講座を受けた中で、一番大事に実践していることは、アルバート・エリス博士が提唱された「ABC理論」という論理療法です。過去の心理学では出来事があって感情が生まれる、そう教わりました。この「ABC理論では」

 「A」(出来事)

      ↓

 「B」(受け取り方)

      ↓

 「C」(感情・結果)

 

 「B」の受け取り方(固定観念や先入観)によって「C」の感情や結果をコントロールすることができる。受け取り方は、自分の中の「~すべき」「~せねば」に左右されることが固定観念として動くことがあります。自分の受け取り方を変えること、別の側面から考えることで、結果や感情も自分自身で変化させられます。

講座を受けての所感

 

 学んだ上での所感ですが、私はこの論理療法に初期の、ひどかった時代にだいぶ救われたと思います。

 

 「A」の出来事だけを列挙すれば、メンタル病んで休職、離婚、アルコール依存、マンション売却がなかなか売れず、家にもどるだけで重力が倍に感じる、あげればキリがない程、ネガティブイベントの山でした。そのままだと結果の「C」もネガティブなままだったと思います。

 

 「ABC理論」を学んで「B」の存在を学んだことで、かろうじて生きながらえた、そう思います。休職はお金の貰える夏休み、離婚は自分が生まれ変わるチャンス、アルコール依存はタバコや人やギャンブルなどなど、他の依存しやすいこと知るチャンス、マンション売却がすぐにできないのは物を整理する時間を与えられた、家にいると重力が重く感じるのは新しい部屋を見つけることの教示。

 

 その後も、他の技術や知識を得ていく中でも、土台にあるのがこの「ABC理論」です。自分を客観視し、多角的に物事を考えるまで、時間は掛かりましたが、出発点の理論として、今でも大事にしています。

 

 お読み頂き、ありがとうございます。

 

 

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