道助の自分セラピー

自分の心の取説。自分セラピーの発信。日本メンタルヘルス協会講座での学びと所感の記録。

RECOfanが好き、CDの価値

嗚呼、青春のRECOfan

 RECOfanレコファン)という中古・輸入レコード、CD店があります。私の青春時代には渋谷や横浜に店舗がありました。たまたま、当時の生活拠点の中継駅で、お金のない学生時代に大変お世話になりました。浅く広くがベースの私の音楽ライフでは、貴重な店舗でした。

 洋楽のラインナップと邦楽のラインナップが良いバランスで、ヒットチャートには出てこないけれどもかっこよい、気持ちが良いCDが豊富に置かれてました。LPレコードはプレイヤーを持っていなかったので、CDがメインで買いあさってましたが。名バンド、名アルバム等流通数が多いCDとかは安価で購入できたり。国内のバンドは、テレビ出まくってるというより、メディアでは目立たないけどコアなファンが多いCDも多く置いてあった記憶です。当時はバイト代から月に2~3千円を握りしめ、よく通いました。

 

 最近CD買ってないから、RECOfan行くかなと思い店舗検索をしました。なんと、2019年横浜店閉店、2020年渋谷店も閉店されてました。コロナの影響でしょうか。

 しかし、2020年に秋葉原SEEKBASE店、武蔵小金井店が開店。少し遠くなってしまいましたがまだ健在。Amazonでの通販もしているとのことです。今回は武蔵小金井店に行ってきました。

武蔵小金井メガドンキ

入口の看板。

収穫。25枚で5,900円





 

 私は中古CDを買う醍醐味は、半分が自分が欲しいものを買うこと、半分は名前は聞いたことがあるけど聞いたことないものを買うことだと思います。稀にジャケット買いもしますが。CDの貸し借りや、好きなCDをかけながら友人達と音楽談義をして宅飲み。若い頃だからできた楽しみ方ですが、CDは個人的な欲求を満たしたり、仲間との共有としてのツールだったと思います。好きな音楽が共通して友達になったり、自分のコレクションを増やす楽しみも醍醐味でないかなと思います。

 

 システムの進化で、音楽は簡単にダウンロードできて、CDの価値は金額面としては下がっているように思います。日本でも一時期圧倒してたダンスユニットのCDも、中古市場では100円でした。気軽に手に入るのは良いことだと思います。ただ、CDが持つ力もあると思います。誰かの好きなCDを通して好きな音楽に出会ったり、好きなバンドの曲をデビュー当時からの物を探したり(古めのアーティストに多いという所感ですが)、ジャケットが好きとかとか。聴く以外の楽しみはCDにあると思います。

 

 結局何が言いたいか、RECOfanにまだまだ通いたいので、コロナに負けず、在ってほしいと切に願っています。CDの文化が続きますよう。